世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B07 利他・親切・向社会性 ・ W0991
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同情と個人的苦痛の向社会的行動との関係:多方法による研究

Relation of sympathy and personal distress to prosocial behavior: a multimethod study.

N. Eisenberg, R. Fabes, Paul A. Miller et al.(1989)Journal of Personality and Social Psychology, 57(1), 55–66

ひとことで
同情と向社会的行動

他者への同情は援助を促し、自分の苦痛としての反応はそうでないという違いを多方法で示した。

要旨根拠:抄録

他者の苦境を目にしたときの同情(=相手を思いやる気持ち)と個人的苦痛(=自分自身がつらくなる反応)が、向社会的行動とどう異なって関係するかを検討した研究である。子どもと成人を対象に、立ち去りやすい状況で、表情や心拍数などの生理指標と自己報告の両方で反応を測定した。困っている人を見ている間の心拍数の減少は、援助意欲の高まりと関連した。成人では同情の自己報告や、悲しみや気遣いの表情が援助の意図と正に関連した。子どもでは、ポジティブ感情の報告や苦痛の表情が援助と負に、気遣いの表情が正に関連した。同情と個人的苦痛が向社会的行動と異なる関係をもつことを収束的に支持している。

関係メモ——この研究のその後

  • 後続・発展同情(他者志向)と個人的苦痛(自己志向)の区別は、W0505 Singer & Klimecki(2014)の共感的苦痛とコンパッションの区別、W0816 Klimecki(2013)のコンパッション訓練の神経研究へ引き継がれた。W0669 Stellar(2017)は自己超越的感情の社会的機能として整理した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

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論文ページ
https://doi.org/10.1037/0022-3514.57.1.55
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DOI
10.1037/0022-3514.57.1.55

文献表記(APA第7版)

Eisenberg, N., Fabes, R. A., Miller, P. A., Fultz, J., Shell, R. M., Mathy, R. M., & Reno, R. R. (1989). Relation of sympathy and personal distress to prosocial behavior: a multimethod study. Journal of Personality and Social Psychology, 57(1), 55–66. https://doi.org/10.1037/0022-3514.57.1.55

影響力の指標

著名度スコア
42.5 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 648(うち影響引用 37)・ OpenAlex 629
年あたり被引用
17.1
FWCI
8.7(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 1.6%
分野(OpenAlex)
Empathy and Medical Education
主要400の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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