世界の主要ウェルビーイング研究

ありのままに 実証

地域社会での所得の社会的比較:所得と幸福の全国調査からの証拠

Social comparisons of income in one's community: evidence from national surveys of income and happiness.

M. Hagerty(2000)Journal of Personality and Social Psychology, 78(4), 764–771

ひとことで
地域の所得分布と幸福

地域の所得分布の範囲と歪み、国内の所得格差の縮小が幸福に影響することを示し、所得の社会的比較効果を実証した。

要旨根拠:抄録

背景として、所得が主観的幸福感に与える影響には社会的比較の効果が含まれるかを、実験室の知見を自然な状況へ拡張して検討した。研究1では、米国の全国代表サンプル7023名のデータを用い、地域社会の所得分布の範囲と歪み(=分布の偏り)が個人の幸福に影響することを示し、これは範囲・頻度理論(=判断は比較対象の分布の範囲と順位で決まるという理論)の予測と一致した。研究2では、8か国の25年間のデータを用い、所得分布の歪み、つまり不平等を小さくすると国の平均的な主観的幸福感が高まることを示した。両研究とも地域内での所得の社会的比較効果を強く支持した。社会的比較効果の大きさは所得の主効果より小さく、国は「快楽のトレッドミル」(=豊かになっても幸福が上がらない状態)を避けうると示唆している。

研究のつながり

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https://doi.org/10.1037//0022-3514.78.4.764
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DOI
10.1037//0022-3514.78.4.764

文献表記(APA第7版)

Hagerty, M. R. (2000). Social comparisons of income in one's community: evidence from national surveys of income and happiness. Journal of Personality and Social Psychology, 78(4), 764–771. https://doi.org/10.1037//0022-3514.78.4.764

影響力の指標

著名度スコア
31.4 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 397(うち影響引用 21)・ OpenAlex 284
年あたり被引用
14.7
FWCI
9.4(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 1.9%
分野(OpenAlex)
Psychological Well-being and Life Satisfaction

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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