世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B01 人生の意味・目的・生きがい ・ W1214
主要400 やってみよう 実証

自己破壊感・抑うつ・物質使用・自殺念慮:媒介要因としての人生の目的の欠如

Depression, self-derogation, substance use, and suicide ideation: lack of purpose in life as a mediational factor.

Lisa L. Harlow, M. D. Newcomb, P. Bentler(1986)Journal of Clinical Psychology, 42(1), 5–21

ひとことで
目的喪失と青年の問題行動

抑うつや自己卑下が人生の目的の欠如を介して物質使用や自殺念慮につながるというモデルを青年で検証した。

要旨根拠:抄録

青年の行動に関する理論モデルとして、抑うつと自己卑下(=自分を低く評価すること)が人生の目的の欠如をもたらし、それが自殺念慮や物質使用につながるという仮説を検討した。対象は722人の青年で、男女別に確認的因子分析と構造方程式モデリングで分析した。モデルは男女ともにデータを適切に説明したが、重要な性差もあった。心理的苦痛に対しては男性が薬物・飲酒に、女性が自殺念慮に向かいやすかった。一方、人生の無意味感に対しては逆に、女性が物質使用に、男性が自殺念慮に向かう傾向がみられた。人生の目的の欠如が問題行動の媒介要因として重要であることを示している。

関係メモ——この研究のその後

  • 後続・発展同じ著者のW1276 Newcomb & Harlow(1986)が統制感の喪失と無意味感の媒介モデルへ展開し、W0049 Steger(2006)の人生の意味尺度やW0850 Schnell(2009)のSoMe、W1262 Schnell(2020)が人生の意味の保護効果を示す先行研究として引用した
  • 統合(メタ分析)W1303 Boreham & Schutte(2023)が人生の目的と抑うつ(r=-0.49)・不安(r=-0.36)の負の関連をメタ分析で確認した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 1本

後続研究(この論文を引用している) 10本

読む・引用する

論文ページ
https://doi.org/10.1002/1097-4679(198601)42:1<5::AID-JCLP2270420102>3.0.CO;2-9
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DOI
10.1002/1097-4679(198601)42:1<5::AID-JCLP2270420102>3.0.CO;2-9

文献表記(APA第7版)

Harlow, L. L., Newcomb, M. D., & Bentler, P. M. (1986). Depression, self-derogation, substance use, and suicide ideation: lack of purpose in life as a mediational factor. Journal of Clinical Psychology, 42(1), 5–21. https://doi.org/10.1002/1097-4679(198601)42:1<5::aid-jclp2270420102>3.0.co;2-9

影響力の指標

著名度スコア
31.3 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 529(うち影響引用 11)・ OpenAlex 549
年あたり被引用
12.9
FWCI
9.0(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 2.0%
分野(OpenAlex)
Child and Adolescent Psychosocial and Emotional Development
主要400の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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