日本の論文 ・ B05 感謝 ・ J282
ありがとう 実証 対象:小学生 無料で読める
対人・非対人的感謝介入が小学生の学校適応に及ぼす効果に関する検討
Effects of Interpersonal and Non-Interpersonal Gratitude Interventions on Elementary School Students’ Adaptation to School:
市下 望、野田 哲朗(2022)教育心理学研究, 70(1), 87–99
ひとことで
感謝介入と小学生の適応
3週間の感謝の筆記と読み上げで、人への感謝は楽観性を高め、物事への感謝はストレス反応を下げることを示した。
要旨根拠:抄録
感謝の対象を人への感謝(対人的感謝)と、こと・ものへの感謝(非対人的感謝)に分け、感謝の筆記と読み上げが、反すう(=嫌なことを繰り返し考えること)、楽観性、悲観性、ストレス反応に及ぼす効果を検討した。小学5・6年生183名を対人的感謝群87名と非対人的感謝群96名に分け、3週間にわたり感謝の対象と内容を書いて読み上げる活動を行った。介入前・直後・追跡時の3時点で比較した。その結果、対人的感謝群では感謝と楽観性が有意に上昇し、非対人的感謝群では感謝が上昇しストレス反応が有意に低下した。感謝の対象によって効果の現れ方が異なる可能性が示された。
研究のつながり
この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 8本
- J025 楽観・悲観性尺度の作成ならびに信頼性・妥当性の検討 外山(2013) 心理学研究 主要100 被引用 38
- J044 感謝の構造 蔵永(2011) 感情心理学研究 主要100 被引用 31
- J057 自己の利益と他者のコスト 一言(2008) 感情心理学研究 主要100 被引用 26
- J078 小学生における対人的感謝尺度の作成 藤原(2014) 教育心理学研究 主要100 被引用 19
- J132 子ども用楽観・悲観性尺度の作成および信頼性・妥当性の検討 外山(2016) 教育心理学研究 主要100 被引用 12
- J085 ポジティブ感情の役割 山崎(2006) パーソナリティ研究 被引用 23
- J224 被援助場面で経験される感謝感情と負債感情の生起過程モデルの検討 吉野(2018) 心理学研究 被引用 8
- J275 青年期における母親に対する感謝の心理状態の分析 池田(2006) 教育心理学研究 被引用 11
後続研究(この論文を引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.5926/jjep.70.87
- 無料で読めるか
- ○ ダイヤモンド(APC無しのOA誌) 無料本文 ↗
- DOI
- 10.5926/jjep.70.87
文献表記(日本心理学会式)
市下 望・野田 哲朗 (2022). 対人・非対人的感謝介入が小学生の学校適応に及ぼす効果に関する検討. 教育心理学研究, 70(1), 87–99. https://doi.org/10.5926/jjep.70.87
影響力の指標
- 著名度スコア
- 45.9 / 100 スコアとは
- 被引用数
- J-STAGE 6 ・ Crossref 6 ・ Semantic Scholar 7 ・ OpenAlex 5
- 年あたり被引用
- 1.2(J-STAGE)
被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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