世界の論文 ・ B06 社会的つながり・孤独・帰属 ・ W0148
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子どもの学業への関与と成績の要因としての関係性の感覚
Sense of Relatedness as a Factor in Children's Academic Engagement and Performance.
Carrie J. Furrer, Ellen A. Skinner(2003)Journal of Educational Psychology, 95(1), 148–162
ひとことで
関係性と学業への関与
親・教師・友人とのつながりの感覚が子どもの学業への関与を高め、とくに情動的な関与に強く影響することを示した。
要旨根拠:抄録
小学3〜6年生641人を対象に、人とのつながりの感覚(関係性)が学業への意欲にどう関わるかを調べた研究である。子ども自身が報告した関係性は、1学年の間の授業への関与の変化を予測し、その効果は「自分でコントロールできる」という感覚の影響を上回っていた。親、教師、友人とのつながりは、それぞれ独自に関与、とくに感情面の関与と結びついていた。女子は男子より関係性を高く報告したが、教師とのつながりは男子の関与をより強く予測した。教師とのつながりの感覚は5年生から6年生にかけて下がったが、関係性が関与に及ぼす影響は6年生のほうが強かった。
関係メモ——この研究のその後
- 先行・基盤W0006 Baumeister(1995)の所属欲求論と、W0137 Skinner(1993)の教師行動と学業関与の相互影響研究、W0003 Deci(2000)の自己決定理論(関係性欲求)に依拠した
- 後続・発展W1084 Ryzin(2009)が自律性・所属感・学校での関与が青年の心理的ウェルビーイングにつながることを示し、W0997 Reschly(2008)がポジティブ感情と関与を「繁栄」として捉え直した。W0400 Allen(2021)は所属感研究を統合的枠組みに整理している
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 6本
- W0003 目標追求の「何を」と「なぜ」――人間の欲求と行動の自己決定 Deci(2000) Psychological Inquiry 主要400 被引用 31,269
- W0006 所属欲求:人間の根本的動機としての対人的愛着への欲求 Baumeister(1995) Psychological bulletin 主要400 被引用 22,538
- W0010 ストレス、ソーシャルサポート、および緩衝仮説 Cohen(1985) Psychological bulletin 主要400 被引用 18,943
- W0100 自己効力感と学業への動機づけ Schunk(1991) Educational Psychologist 主要400 被引用 4,349
- W0137 教室における動機づけ:学年を通じた教師の行動と生徒のエンゲージメントの相互影響 Skinner(1993) Journal of Educational Psychology 主要400 被引用 3,608
- W0986 被害者が知覚する社会的支援:誰からの何が役立つのか Dakof(1990) Journal of Personality and Social Psychology 被引用 696
後続研究(この論文を引用している) 3本
- W0827 教師のバーンアウトは生徒に影響するか?:学業成績および生徒報告アウトカムとの関連に関するシステマティックレビュー Madigan(2021) International Journal of Educational Research 被引用 440
- W0997 フラリッシングとしてのエンゲージメント――思春期の学校と学習へのエンゲージメントに対するポジティブ感情とコーピングの寄与 Reschly(2008) Psychology in the Schools 被引用 524
- W1084 学校での自律性、所属感、関与が青年の心理的幸福に寄与する Ryzin(2009) Journal of Youth and Adolescence 被引用 428
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1037/0022-0663.95.1.148
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- DOI
- 10.1037/0022-0663.95.1.148
文献表記(APA第7版)
Furrer, C. J., & Skinner, E. A. (2003). Sense of Relatedness as a Factor in Children's Academic Engagement and Performance. Journal of Educational Psychology, 95(1), 148–162. https://doi.org/10.1037/0022-0663.95.1.148
影響力の指標
- 著名度スコア
- 88.7 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 2,718(うち影響引用 217)・ OpenAlex 2,583
- 年あたり被引用
- 113.2
- FWCI
- 108.9(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.1%未満
- 分野(OpenAlex)
- Parental Involvement in Education
- 主要400の選定
- 著名度スコア上位(概念・年代枠内)
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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