医師のバーンアウトの有病率:システマティックレビュー
Prevalence of Burnout Among Physicians: A Systematic Review
Lisa S. Rotenstein, Matthew Torre, M. Ramos et al.(2018)Journal of the American Medical Association (JAMA), 320(11), 1131
医師のバーンアウト有病率の推定値は0〜80.5%と大きくばらつき、定義と測定の標準化が必要であることを示した。
要旨根拠:抄録
バーンアウトは医師とその患者に影響する重要な要因と認識されているが、医師全体の有病率は分かっていなかった。本研究は、研修医を除く現役医師のバーンアウト有病率に関する研究を5つのデータベースで系統的に検索し、評価方法と有病率を整理した。1991〜2018年に発表された45か国182研究(109,628人)が対象となり、85.7%がマスラック・バーンアウト尺度の何らかの版を用いていた。しかしバーンアウトの判定基準は少なくとも142通りも存在し、全体的バーンアウトの有病率は0%から80.5%まで大きくばらついたため、統計的な統合は不適切と判断された。定義や測定法の不一致により、性別、年齢、診療科などとの関連も確実には判定できなかった。バーンアウトの合意された定義と測定ツールの標準化が急務であると結論づけている。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 6本
- W0086 米国一般人口と比較した米国医師のバーンアウトとワークライフバランス満足度 Shanafelt(2012) Archives of Internal Medicine 被引用 3,308
- W0099 コペンハーゲン・バーンアウト尺度:バーンアウト評価のための新しいツール Kristensen(2005) Work & Stress 被引用 2,990
- W0110 マスラック・バーンアウト尺度マニュアル Maslach(1996) Consulting Psychologists Press 被引用 3,722
- W0178 2011年から2014年における医師と米国一般労働人口のバーンアウトおよびワークライフバランス満足度の変化 Shanafelt(2015) Mayo Clinic proceedings 被引用 2,503
- W0563 米国の外科医におけるバーンアウトとキャリア満足度 Shanafelt(2009) Annals of Surgery 被引用 1,162
- W0954 バーンアウト——退屈から個人的成長へ Torem(1982) Free Press 被引用 727
後続研究(この論文を引用している) 4本
- W1076 医師と看護師のメンタルヘルス・ウェルビーイング・身体的健康・生活習慣を改善する介入:システマティックレビュー Melnyk(2020) American Journal of Health Promotion 主要400 被引用 320
- W0653 医師のバーンアウトとキャリア・エンゲージメントおよび患者ケアの質との関連:システマティックレビューとメタ分析 Hodkinson(2022) British medical journal 被引用 571
- W0672 医療従事者のバーンアウト:有病率、影響、予防戦略 Hert(2020) Local and Regional Anesthesia 被引用 550
- W1288 健康を再考する:フラリッシング VanderWeele(2019) Journal of the American Medical Association (JAMA) 被引用 220
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- https://doi.org/10.1001/jama.2018.12777
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文献表記(APA第7版)
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- Semantic Scholar 1,757(うち影響引用 86)・ OpenAlex 1,945
- 年あたり被引用
- 195.2
- FWCI
- 287.1(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.1%未満
- 分野(OpenAlex)
- Healthcare professionals’ stress and burnout
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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