世界の論文 ・ B02 成長・自己実現・自己決定理論 ・ W0228
やってみよう 実証
内発的動機づけは向社会的な炎を燃え立たせるか:粘り強さ・業績・生産性を予測する動機づけの相乗効果
Does intrinsic motivation fuel the prosocial fire? Motivational synergy in predicting persistence, performance, and productivity.
Adam M. Grant(2008)Journal of Applied Psychology, 93(1), 48–58
ひとことで
向社会的動機と内発的動機
人の役に立ちたい動機は、仕事自体の楽しさを伴うときに粘り強さと生産性を高めることを示した。
要旨根拠:抄録
他者の役に立ちたいという向社会的動機づけが、仕事の粘り強さや業績を高めるかについては結果が一貫していなかった。本研究は自己決定理論に基づき、向社会的動機づけは内発的動機づけ(=仕事そのものの楽しさ)を伴うときに最も効果を持つと予測した。消防士58人を対象とした研究1では、内発的動機づけが高いほど向社会的動機づけと残業時間での粘り強さの関連が強まった。募金の電話担当者140人を対象とした研究2では、両方の動機づけが高い人ほど1か月後に多くの寄付を集め、その効果は電話件数の多さに媒介された。意味と楽しさの相乗効果を示した研究である。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 7本
- W0017 幸福と人間の潜在力について:快楽主義的・エウダイモニア的ウェルビーイング研究のレビュー Ryan(2001) Annual Review of Psychology 主要400 被引用 11,279
- W0040 外的報酬が内発的動機づけに及ぼす効果を調べた実験のメタ分析的レビュー Deci(1999) Psychological bulletin 主要400 被引用 7,355
- W0159 外的に媒介された報酬が内発的動機づけに与える影響 Deci(1971) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 4,445
- W0216 幸福の2つの概念:自己表出性(エウダイモニア)と快楽的享受の対比 Waterman(1993) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 2,761
- W0383 向社会的行動への関与における自律性支援と自律性志向の役割 Gagné(2003) Motivation and Emotion 主要400 被引用 1,495
- W0421 ジョブ、キャリア、コーリング:人々の仕事との関係 Wrzesniewski(1997) Journal of Research in Personality 主要400 被引用 1,607
- W0360 職務満足の解体:評価・信念・感情経験を分離する Weiss(2002) Human Resource Management Review 被引用 1,708
後続研究(この論文を引用している) 5本
- W0207 内発的動機づけと外的インセンティブは共に業績を予測する:40年分のメタ分析 Cerasoli(2014) Psychological bulletin 主要400 被引用 1,810
- W0885 天職・職業使命感質問票(CVQ)と簡易コーリング尺度(BCS)の開発と妥当性検証 Dik(2012) Journal of Career Assessment 被引用 471
- W1027 天職と仕事関連の成果:媒介要因としてのキャリア・コミットメント Duffy(2011) Journal of Vocational Behavior 被引用 441
- W1043 ジョブ・クラフティングと仕事における肯定的な意味とアイデンティティの育成 Wrzesniewski(2013) Advances in positive organizational psychology 被引用 389
- W1434 今ここにいて、感謝する:マインドフルネス・感謝・従業員の援助行動に関する複数研究による検討 Sawyer(2021) Journal of Applied Psychology 被引用 119
読む・引用する
- 論文ページ
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- DOI
- 10.1037/0021-9010.93.1.48
文献表記(APA第7版)
Grant, A. M. (2008). Does intrinsic motivation fuel the prosocial fire? Motivational synergy in predicting persistence, performance, and productivity. Journal of Applied Psychology, 93(1), 48–58. https://doi.org/10.1037/0021-9010.93.1.48
影響力の指標
- 著名度スコア
- 83.9 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 1,824(うち影響引用 217)・ OpenAlex 1,851
- 年あたり被引用
- 96
- FWCI
- 27.6(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.2%
- 分野(OpenAlex)
- Motivation and Self-Concept in Sports
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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