世界の論文 ・ B14 物質主義・社会的比較(幸福を下げる要因) ・ W0499
ありのままに 実証
物質主義とウェルビーイング:価値の葛藤という視点
Materialism and Well-Being: A Conflicting Values Perspective
James E. Burroughs, A. Rindfleisch(2002)Journal of Consumer Research, 29(3), 348–370
ひとことで
物質主義と価値葛藤
物質主義が家族や宗教など集団志向の価値と葛藤することで心理的緊張が生じ、ウェルビーイングが下がることを示した。
要旨根拠:抄録
物質主義(モノを手に入れることを重視する価値観)は主観的幸福の低さと関連することが知られているが、個人の価値観全体の中でどう位置づくかはあまり分かっていなかった。本研究は価値観理論に基づき、物質主義がウェルビーイングと相反する理由について新しい説明を検討した。自分中心の物質的価値観は、家族や宗教を大切にする価値観といった集団志向の価値観とぶつかり合い、この葛藤が心理的な緊張を生み、その緊張がウェルビーイングの低さと結びつくという説明である。全米の成人373人の調査と大学生120人の実験の両方で、この「価値観の葛藤」の見方はかなり支持された。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 12本
- W0005 人生満足度尺度(Satisfaction With Life Scale) Diener(1985) Journal of Personality Assessment 主要400 被引用 31,990
- W0013 幸福がすべてか?――心理的幸福感の意味の探究 Ryff(1989) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 14,608
- W0016 主観的幸福感 Diener(1984) Psychological bulletin 主要400 被引用 14,738
- W0136 物質主義の消費者価値志向とその測定:尺度の開発と妥当性検証 Richins(1992) Journal of Consumer Research 主要400 被引用 3,476
- W0179 アメリカンドリームのさらなる検討:内発的目標と外発的目標の異なる相関 Kasser(1996) Personality and Social Psychology Bulletin 主要400 被引用 2,682
- W0216 幸福の2つの概念:自己表出性(エウダイモニア)と快楽的享受の対比 Waterman(1993) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 2,761
- W0299 アメリカンドリームの暗い側面――人生の中心的願望としての経済的成功の相関要因 Kasser(1993) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 2,196
- W0825 物質主義に関連する構成概念を測る3つの尺度:信頼性、妥当性、幸福の指標との関係 Belk(1984) ACR North American Advances 主要400 被引用 794
- W1310 メディア、物質主義、そして人間の幸福 Richins(1987) ACR North American Advances 被引用 323
- W1372 主観的幸福感における物質主義・宗教性・人口学的要因の役割 Barbera(1997) Psychology and Marketing 被引用 289
- W1425 テレビ視聴は生活の質の知覚に関与するか Sirgy(1998) Journal of Advertising 被引用 215
- W2105 物質主義:その起源と個人のウェルビーイングへの含意 Ahuvia(1995) European Advances in Consumer Research 被引用 95
後続研究(この論文を引用している) 6本
- W0257 性格と主観的幸福感の関係の精緻化 Steel(2008) Psychological bulletin 被引用 1,787
- W0611 物質主義と個人のウェルビーイングの関係:メタ分析 Dittmar(2014) Journal of Personality and Social Psychology 被引用 753
- W0858 物質主義的な価値観と目標 Kasser(2016) Annual Review of Psychology 被引用 444
- W1162 物質主義の変化と心理的ウェルビーイングの変化:3つの縦断研究と介入実験からの証拠 Kasser(2014) Motivation and Emotion 被引用 319
- W1206 物質主義と孤独感の双方向的な動態:単なる悪循環ではない Pieters(2013) Journal of Consumer Research 被引用 297
- W1314 物質主義の明るい側面:高級品消費が主観的幸福感に与える影響 Hudders(2012) Journal of Happiness Studies 被引用 292
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- 10.1086/344429
文献表記(APA第7版)
Burroughs, J. E., & Rindfleisch, A. (2002). Materialism and Well-Being: A Conflicting Values Perspective. Journal of Consumer Research, 29(3), 348–370. https://doi.org/10.1086/344429
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- 同年同分野で
- 上位 1.1%
- 分野(OpenAlex)
- Cultural Differences and Values
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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