世界の論文 ・ B09 自己効力感・統制感 ・ W0514
なんとかなる 実証
職務ストレスとバーンアウトの予測因子としての教師の自己効力感:媒介分析
Perceived Teacher Self-Efficacy as a Predictor of Job Stress and Burnout: Mediation Analyses
R. Schwarzer, Suhair Hallum(2008)Applied Psychology, 57(s1), 152–171
ひとことで
教師の自己効力感と燃え尽き
教師の自己効力感が低いと職務ストレスを経てバーンアウトに至りやすく、とくに若い教師で顕著なことを示した。
要旨根拠:抄録
教師の自己効力感(=教える仕事をうまくこなせるという自信)を、職務上の緊張から身を守りバーンアウトの悪化を防ぐ個人資源として捉えた研究である。自己効力感、職務ストレス、バーンアウトの関係について、自己効力感→職務ストレス→バーンアウトという媒介を検討し、その媒介が他の変数の水準によって変わるか(調整媒介)も調べた。研究1では2つの教師サンプル(計1203名)で横断的に検討し、とくに若い教師と一般的自己効力感の低い教師でこの媒介効果が確認された。研究2では教師458名を1年間追跡し、構造方程式モデリングで結果を縦断的に再現した。交差遅延パネルデザインでは、低い自己効力感がバーンアウトに先行していた。教師の自己効力感を保護的資源として強化する介入研究の必要性を示している。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 7本
- W0011 職務バーンアウト Maslach(2001) Annual Review of Psychology 主要400 被引用 13,595
- W0019 仕事の要求度、仕事の資源、およびそれらとバーンアウト・エンゲージメントとの関係:多サンプル研究 Schaufeli(2004) Journal of Organizational Behavior 主要400 被引用 9,671
- W0110 マスラック・バーンアウト尺度マニュアル Maslach(1996) Consulting Psychologists Press 被引用 3,722
- W0215 仕事の資源は、特に仕事の要求が高いときにワーク・エンゲージメントを高める Bakker(2007) Journal of Educational Psychology 被引用 2,169
- W0265 教師の自己効力感の諸次元と、ストレイン要因・教師集団効力感・教師バーンアウトとの関係 Skaalvik(2007) Journal of Educational Psychology 被引用 1,787
- W0307 一般性自己効力感尺度:多文化における妥当性検証研究 Luszczynska(2005) The Journal of psychology 被引用 1,806
- W1022 教師の職業性ストレス、バーンアウト、健康:方法論的・理論的分析 Guglielmi(1998) Review of Educational Research 被引用 603
後続研究(この論文を引用している) 3本
- W0134 教師の自己効力感と職務満足への影響:教師の性別、経験年数、職務ストレス Klassen(2010) Journal of Educational Psychology 主要400 被引用 2,494
- W0701 教育的リーダーシップと分散型リーダーシップが教師の自己効力感と職務満足に及ぼす影響:支援的な学校文化と教師間協働の媒介的役割 Liu(2020) Educational Management Administration & Leadership 被引用 510
- W0981 医療従事者のレジリエンスを育む心理的介入 Kunzler(2020) Cochrane Database of Systematic Reviews 被引用 327
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文献表記(APA第7版)
Schwarzer, R., & Hallum, S. (2008). Perceived Teacher Self-Efficacy as a Predictor of Job Stress and Burnout: Mediation Analyses. Applied Psychology, 57(s1), 152–171. https://doi.org/10.1111/j.1464-0597.2008.00359.x
影響力の指標
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- Semantic Scholar 1,195(うち影響引用 64)・ OpenAlex 1,153
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- FWCI
- 32.0(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.3%
- 分野(OpenAlex)
- Job Satisfaction and Organizational Behavior
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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