世界の論文 ・ B08 楽観・希望・レジリエンス ・ W0718
なんとかなる 実証
気質的楽観性と冠動脈バイパス手術からの回復:身体的・心理的ウェルビーイングへの有益な効果
Dispositional optimism and recovery from coronary artery bypass surgery: the beneficial effects on physical and psychological well-being.
M. Scheier, K. Matthews, Jane F. Owens et al.(1989)Journal of Personality and Social Psychology, 57(6), 1024–1040
ひとことで
楽観性と手術後の回復
楽観的な人ほど手術後の身体回復が早く、半年後の生活の質も高いことを示した。
要旨根拠:抄録
性格としての楽観性(=物事がうまくいくと一般的に期待する傾向)が、大きな手術からの回復に役立つかを検討した研究である。冠動脈バイパス手術を受ける中年男性51名を、手術前日、術後6〜8日、術後6か月の3時点で追跡した。楽観性が高い人ほど問題焦点型コーピング(=問題そのものに取り組む対処)を多く用い、否認に頼ることが少なかった。また入院中の身体回復が速く、退院後に通常の生活へ戻るのも早かった。さらに術後6か月の生活の質とも強い正の関連があった。楽観性が対処行動を通じて心身の回復を支えることを示した古典的研究である。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 3本
- W0004 自己効力感:行動変容の統一理論に向けて Bandura(1977) Psychology Review 主要400 被引用 56,629
- W0036 人間の主体性における自己効力感のメカニズム Bandura(1982) Psihologìâ ì suspìlʹstvo 主要400 被引用 9,714
- W0619 気質的楽観性と身体的ウェルビーイング:一般化された結果期待が健康に及ぼす影響 Scheier(1987) Journal of Personality 被引用 1,346
後続研究(この論文を引用している) 15本
- W0039 頻繁なポジティブ感情の効用:幸福は成功をもたらすのか Lyubomirsky(2005) Psychological bulletin 主要400 被引用 7,237
- W0048 幻想とウェルビーイング——メンタルヘルスに関する社会心理学的視点 Taylor(1988) Psychological bulletin 主要400 被引用 8,186
- W0292 快楽の踏み車を超えて:ウェルビーイングの適応理論の改訂 Diener(2006) American Psychologist 主要400 被引用 1,854
- W0408 楽観性が心理的・身体的ウェルビーイングに及ぼす効果:理論的概観と実証的知見の更新 Scheier(1992) Cognitive Therapy and Research 主要400 被引用 1,972
- W0218 ポジティブ感情とコーピングのもう一つの側面 Folkman(2000) American Psychologist 被引用 2,492
- W0314 台頭するポジティブ組織行動論 Luthans(2007) Journal of Management 被引用 1,662
- W0425 ストレス関連成長の測定と予測 Park(1996) Journal of Personality 被引用 1,652
- W0538 中国人におけるコナー・デビッドソン・レジリエンス尺度(CD-RISC)の因子分析と心理測定的評価 Yu(2007) Social Behavior and Personality An International Journal 被引用 1,046
- W0578 健康とウェルビーイングを最適化するためのポジティブ感情の育成 Fredrickson(2000) Prevention & Treatment 被引用 1,146
- W0613 心の満ち足り:ポジティブな心理的ウェルビーイングと心血管の健康との関連 Boehm(2012) Psychological bulletin 被引用 874
- W0748 逆境から恩恵を見出すこと:適応上の意義と気質的な基盤 Affleck(1996) Journal of Personality 被引用 1,037
- W0859 感情状態と身体の健康 Salovey(2000) American Psychologist 被引用 900
ほか 3 件
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文献表記(APA第7版)
Scheier, M. F., Matthews, K. A., Owens, J. F., Magovern, G. J., & al, E. (1989). Dispositional optimism and recovery from coronary artery bypass surgery: the beneficial effects on physical and psychological well-being. Journal of Personality and Social Psychology, 57(6), 1024–1040. https://doi.org/10.1037//0022-3514.57.6.1024
影響力の指標
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- 56.2 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 1,085(うち影響引用 56)・ OpenAlex 929
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- FWCI
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- 同年同分野で
- 上位 0.6%
- 分野(OpenAlex)
- Optimism, Hope, and Well-being
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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