世界の論文 ・ B08 楽観・希望・レジリエンス ・ W0938
なんとかなる 理論
心理的レジリエンスの時間的要素:個人・家族・コミュニティ研究のための統合的枠組み
The Temporal Elements of Psychological Resilience: An Integrative Framework for the Study of Individuals, Families, and Communities
G. Bonanno, Sara A. Romero, Sarah Klein(2015)Psychological Inquiry, 26(2), 139–169
ひとことで
レジリエンスの時間的枠組み
逆境の前・最中・後という時間軸でレジリエンスを捉える統合的枠組みを提案した。
要旨根拠:抄録
心理的レジリエンス(逆境からの回復力)は人気の概念となり、多様で重なり合う意味をもつようになった。著者らは、研究に役立つ枠組みにするには、(a)逆境前の機能、(b)実際の逆境、(c)逆境後のレジリエントな結果、(d)その結果の予測因子という4つの時間的要素を明示的に扱うべきだと主張する。この枠組みで既存研究を見直すと、子どもや大人の個人のレジリエンスについては最も充実した証拠がある一方、家族や地域社会のレジリエンスの研究ははるかに限られていた。その大半は予測因子だけに注目し、家族や地域のレジリエントな結果を示す証拠はほとんどなかった。今後の研究の手順も提案している。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 11本
- W0029 簡易レジリエンス尺度:立ち直る力の評価 Smith(2008) International Journal of Behavioral Medicine 主要400 被引用 6,111
- W0032 喪失、トラウマ、人間のレジリエンス:極めて過酷な出来事の後に生き抜く人間の力を過小評価してきたのではないか Bonanno(2008) American Psychologist 主要400 被引用 6,471
- W0061 社会的・心理的資源と適応 Hobfoll(2002) Review of General Psychology 主要400 被引用 4,515
- W0102 レジリエンス尺度の開発と心理測定的評価 Wagnild(1993) Journal of Nursing Measurement 主要400 被引用 3,887
- W0211 レジリエンスと発達:逆境を乗り越える子どもの研究からの寄与 Masten(1990) Development and Psychopathology 主要400 被引用 3,290
- W0352 自己効力感信念が学業機能に及ぼす多面的影響 Bandura(1996) Child Development 被引用 1,979
- W0480 災害後の心理的レジリエンスを予測するものは何か:人口統計学的要因、資源、生活ストレスの役割 Bonanno(2007) Journal of Consulting and Clinical Psychology 被引用 1,324
- W0486 成人のレジリエンスを測る新しい評定尺度:健康な適応を支える中心的な保護資源とは何か Friborg(2003) International Journal of Methods in Psychiatric Research 被引用 1,298
- W0612 リスク、レジリエンス、回復:カウアイ島縦断研究からの視点 Werner(1993) Development and Psychopathology 被引用 1,137
- W0620 逆境における有能さ:児童期から青年期後期までのレジリエンスと不適応の経路 Masten(1999) Development and Psychopathology 被引用 1,142
- W0630 中西部の家族におけるレジリエンス:前向き縦断研究の最初の10年から得られた知見 Conger(2002) Journal of Marriage and the Family 被引用 1,001
後続研究(この論文を引用している) 3本
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1080/1047840X.2015.992677
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- DOI
- 10.1080/1047840X.2015.992677
文献表記(APA第7版)
Bonanno, G. A., Romero, S. A., & Klein, S. I. (2015). The Temporal Elements of Psychological Resilience: An Integrative Framework for the Study of Individuals, Families, and Communities. Psychological Inquiry, 26(2), 139–169. https://doi.org/10.1080/1047840x.2015.992677
影響力の指標
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- 被引用数
- Semantic Scholar 462(うち影響引用 22)・ OpenAlex 561
- 年あたり被引用
- 38.5
- FWCI
- 34.4(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.1%未満
- 分野(OpenAlex)
- Resilience and Mental Health
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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