世界の論文 ・ B14 物質主義・社会的比較(幸福を下げる要因) ・ W1185
ありのままに 理論
物質主義と生活の質
Materialism and Quality of Life
M. Sirgy(1998)Social Indicators Research, 43(3), 227–260
ひとことで
物質主義が満足を下げる理論
物質主義者が生活水準に高すぎる期待を抱くために不満を感じやすいという理論モデルを提示した。
要旨根拠:抄録
物質主義と生活の質(QOL)の関係について理論の土台を示した論文である。人生全体の満足度は生活水準への満足に一部左右され、生活水準への満足は実際の生活水準と目標との比較で決まると考える。物質主義者は生活水準の目標を非現実的なほど高く設定するため、生活水準に不満を感じやすく、それが人生全体の不満に波及すると論じる。目標が高くなる理由として、理想や「自分にふさわしい」水準にもとづく期待、身近な人ではなく遠い他者との社会的比較、努力に見合わない収入への不公平感、収入以上に消費する傾向を挙げている。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 7本
- W0016 主観的幸福感 Diener(1984) Psychological bulletin 主要400 被引用 14,738
- W0136 物質主義の消費者価値志向とその測定:尺度の開発と妥当性検証 Richins(1992) Journal of Consumer Research 主要400 被引用 3,476
- W2332 経済成長は人間の暮らしを改善するか?――いくつかの実証的証拠 Easterlin(1974) Nations and Households in Economic Growth(書籍の章) 主要400 被引用 4,788
- W0561 幸福は相対的なものか? Veenhoven(1991) Social Indicators Research 主要400 被引用 1,465
- W0825 物質主義に関連する構成概念を測る3つの尺度:信頼性、妥当性、幸福の指標との関係 Belk(1984) ACR North American Advances 主要400 被引用 794
- W0441 生活満足度の測定 Neugarten(1961) Journal of Gerontology 被引用 2,619
- W1310 メディア、物質主義、そして人間の幸福 Richins(1987) ACR North American Advances 被引用 323
後続研究(この論文を引用している) 7本
- W0073 経済学者は幸福研究から何を学べるか Frey(2001) Social Science Research Network 主要400 被引用 4,078
- W0133 主観的幸福感――30年の進歩 Diener(1999) Psychological Bulletin 主要400 被引用 3,418
- W0482 お金は主観的幸福感を高めるか Diener(2002) Social Indicators Research 主要400 被引用 1,464
- W0297 自己決定理論における内発的目標と外発的目標の内容:学業動機づけの質の再検討 Vansteenkiste(2006) Educational Psychologist 被引用 1,879
- W0611 物質主義と個人のウェルビーイングの関係:メタ分析 Dittmar(2014) Journal of Personality and Social Psychology 被引用 753
- W0952 ビジネス系学生における物質主義的価値観とウェルビーイング Kasser(2002) European Journal of Social Psychology 被引用 593
- W1314 物質主義の明るい側面:高級品消費が主観的幸福感に与える影響 Hudders(2012) Journal of Happiness Studies 被引用 292
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1023/A:1006820429653
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- DOI
- 10.1023/A:1006820429653
文献表記(APA第7版)
Sirgy, M. J. (1998). Materialism and Quality of Life. Social Indicators Research, 43(3), 227–260. https://doi.org/10.1023/a:1006820429653
影響力の指標
- 著名度スコア
- 33 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 434(うち影響引用 23)・ OpenAlex 408
- 年あたり被引用
- 15
- FWCI
- 8.9(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 1.9%
- 分野(OpenAlex)
- Psychological Well-being and Life Satisfaction
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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