他者への思いやり、セルフコンパッション、生活の質、精神的ウェルビーイング指標と助産学生の共感疲労・バーンアウトとの関連:量的調査
Compassion for others, self-compassion, quality of life and mental well-being measures and their association with compassion fatigue and burnout in student midwives: A quantitative survey.
Elaine Beaumont, M. Durkin, C. H. Hollins Martin et al.(2016)Midwifery, 34, 239–244
助産学生では自己批判が強いほど幸福が低くバーンアウトや共感疲労が高く、セルフコンパッションが高いほどそれらが少ないことを示した。
要旨根拠:抄録
共感疲労(=他者の苦しみに関わり続けることで生じる消耗)やバーンアウトは助産師の働きに影響するため、学生段階での関連要因を調べた。大学で学ぶ助産学生103人に、職業的生活の質尺度、セルフコンパッション尺度、短縮版WEMWBS(精神的ウェルビーイング尺度)、他者への思いやり尺度を実施した。約半数が平均以上のバーンアウトを報告した。自己批判の得点が高い学生は自分にも他者にも思いやりが少なく、幸福が低く、バーンアウトと共感疲労が高かった。逆にセルフコンパッションと幸福が高い学生は共感疲労とバーンアウトが少なかった。自分に優しくする力を育てる教育環境の重要性を示唆する。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 9本
- W0053 ワーウィック・エジンバラ精神的ウェルビーイング尺度(WEMWBS):開発と英国での妥当性検証 Tennant(2007) Health and Quality of Life Outcomes 主要400 被引用 4,427
- W0141 マインドフル・セルフ・コンパッション・プログラムのパイロット研究とランダム化比較試験 Neff(2013) Journal of Clinical Psychology 主要400 被引用 2,240
- W0328 セルフ・コンパッションを測定する尺度の開発と妥当性検証 Neff(2003) Self and Identity 主要400 被引用 6,454
- W0153 職務バーンアウトとエンゲージメントの早期予測因子 Maslach(2008) Journal of Applied Psychology 被引用 2,404
- W0252 強い恥と自己批判を抱える人のためのコンパッション・マインド・トレーニング:集団療法アプローチの概要とパイロット研究 Approach(2006) Clinical Psychology & Psychotherapy 被引用 1,905
- W0254 セルフ・コンパッションと不快な自己関連事象への反応:自分に優しくすることの意味 Leary(2007) Journal of Personality and Social Psychology 被引用 1,775
- W0316 セルフ・コンパッションと適応的な心理的機能 Neff(2007) Journal of Research in Personality 被引用 1,671
- W0478 セルフ・コンパッション、達成目標、学業上の失敗への対処 Neff(2005) Self and Identity 被引用 1,291
- W1132 ストレスに直面したときの自分への優しさ:大学生の幸福におけるセルフコンパッション、目標調整、支援の役割 Neely(2009) Motivation and Emotion 被引用 451
後続研究(この論文を引用している) 1本
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- https://doi.org/10.1016/j.midw.2015.11.002
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- DOI
- 10.1016/j.midw.2015.11.002
文献表記(APA第7版)
影響力の指標
- 著名度スコア
- 24.7 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 196(うち影響引用 13)・ OpenAlex 212
- 年あたり被引用
- 17.8
- FWCI
- 19.8(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.6%
- 分野(OpenAlex)
- Healthcare professionals’ stress and burnout
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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