ウェルビーイングのより地球規模の理解に向けて:より包摂的な測定の提案
Towards a greater global understanding of wellbeing: A proposal for a more inclusive measure
L. Lambert, T. Lomas, Margot P. van de Weijer et al.(2020)International Journal of Wellbeing, 10(2), 1–18
京都での国際会議の議論を踏まえ、ギャラップ世界調査に文化的に多様なウェルビーイング項目を加える提案を示した。
要旨根拠:抄録
ウェルビーイング研究はGDPによる測定の時代から大きく進歩したが、その概念や尺度の多くは西洋文化を反映したものだった。本白書は、Well-Being for Planet Earth財団とギャラップ世界調査が連携し、既存の調査に文化的により適切な構成概念と質問を加える取り組みを報告している。2019年8月に京都で開かれた国際ウェルビーイング・サミットの議論を整理し、提案された9つの追加項目と、よりグローバルな視点が必要な理由を示した。新項目は生活満足度だけでは捉えられない、快楽的・エウダイモニア的側面、社会的ウェルビーイング、文化、コミュニティ、自然、統治の役割などを含む。非西洋圏を含むより広いウェルビーイングの測定を可能にする提案である。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 14本
- W0001 自己決定理論と、内発的動機づけ・社会的発達・ウェルビーイングの促進 Ryan(2000) American Psychologist 主要400 被引用 41,852
- W0002 ポジティブ感情とネガティブ感情の簡便な尺度の開発と妥当性検証:PANAS尺度 Watson(1988) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 41,735
- W0005 人生満足度尺度(Satisfaction With Life Scale) Diener(1985) Journal of Personality Assessment 主要400 被引用 31,990
- W0017 幸福と人間の潜在力について:快楽主義的・エウダイモニア的ウェルビーイング研究のレビュー Ryan(2001) Annual Review of Psychology 主要400 被引用 11,279
- W2346 事業所単位における従業員満足・従業員エンゲージメントと事業成果の関係:メタ分析 Harter(2002) Journal of Applied Psychology 主要400 被引用 5,104
- W2347 職務満足と職務成績の関係:質的・量的レビュー Judge(2001) Psychological bulletin 主要400 被引用 5,099
- W0109 汝自身を知り、汝自身になれ:心理的ウェルビーイングへのエウダイモニア的アプローチ Ryff(2008) Journal of Happiness Studies 主要400 被引用 3,018
- W0113 4つの文化における基本的心理欲求の充足・欲求不満・欲求の強さ Chen(2015) Motivation and Emotion 主要400 被引用 2,302
- W0130 ウェルビーイングの最適化:2つの研究伝統の実証的な出会い Keyes(2002) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 3,299
- W0201 ポジティブな人間の健康の輪郭 Ryff(1998) Psychological Inquiry 主要400 被引用 2,759
- W0256 主観的幸福感の評価――進展と機会 Diener(1994) Social Indicators Research 主要400 被引用 2,379
- W0263 所得・健康・ウェルビーイングの世界比較:ギャラップ世界調査からのエビデンス Deaton(2008) Journal of Economic Perspectives 主要400 被引用 1,728
ほか 2 件
後続研究(この論文を引用している) 1本
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- 論文ページ
- https://doi.org/10.5502/IJW.V10I2.1037
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- DOI
- 10.5502/IJW.V10I2.1037
文献表記(APA第7版)
影響力の指標
- 著名度スコア
- 19.1 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 126(うち影響引用 6)・ OpenAlex 147
- 年あたり被引用
- 18
- FWCI
- 16.8(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.5%
- 分野(OpenAlex)
- Psychological Well-being and Life Satisfaction
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 調査・報告書経済パフォーマンスと社会進歩の測定に関する委員会報告(スティグリッツ報告)GDPだけでは暮らしの良さは測れないとして、主観的幸福を含む新しい指標づくりを提言した報告書。
- 調査・報告書オーストラリア「大切なことを測る(Measuring What Matters)」ウェルビーイング・フレームワークオーストラリア政府初のウェルビーイングの枠組み。生活満足度と50指標で国の歩みを毎年点検する。
- 発達マップウェルビーイングを高める有効な取り組み(支援メニュー)5つの発達段階で比べた表・幸せの4因子(個人)
- 名言集GDPは、人生を価値あるものにしているもの以外の、すべてを測っているロバート・F・ケネディ
- 発達マップWBC:人生満足尺度の高め方(段階別)5つの発達段階で比べた表・幸福度診断(WBC)の分解
- 名言集国民総幸福(GNH)は、国民総生産(GNP)よりも重要であるジグミ・シンゲ・ワンチュク(ブータン第4代国王)
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