世界の主要ウェルビーイング研究

主要400 幸せそのもの メタ分析

職務満足と職務成績の関係:質的・量的レビュー

The job satisfaction-job performance relationship: a qualitative and quantitative review.

T. Judge, Carl J. Thoresen, J. Bono et al.(2001)Psychological bulletin, 127(3), 376–407

ひとことで
職務満足と職務成績

職務満足と職務成績の間に補正後で約.30の中程度の相関があることをメタ分析で示し、両者の関係の諸モデルを整理した。

要旨根拠:抄録

職務満足と職務成績の関係について、質的なレビューと量的なレビュー(メタ分析)を行った論文である。質的レビューでは、これまでの研究を特徴づける7つのモデルに沿って整理した。一部のモデルは他より支持されていたが、文献の統合が不十分なこともあり、どのモデルも決定的に確認も否定もされていなかった。過去の2つのメタ分析以降、これらのモデルの検証は下火になっていたが、それらの分析には限界や結果の誤解があったため、312サンプル(計5万4417人)で新たにメタ分析を行った。全体的な職務満足と職務成績の真の相関の平均は.30と推定された。今後の研究課題も示している。

関係メモ——この研究のその後

  • 後続・発展W2346 Harter(2002)が事業所単位へ拡張し、W0599 Wright(2000)とW2352 Zelenski(2008)は職務満足よりも主観的幸福感・ポジティブ感情の方が成績をよく予測すると示した
  • 後続・発展W0039 Lyubomirsky(2005)が幸福→成功という因果の向きを論じ、W2336 Boehm(2008)とW2344 Walsh(2018)がキャリア成功の系列として発展させた
  • 後続・発展W2349 Oswald(2015)が実験で、W2351 Bellet(2024)が週次パネルで幸福→生産性の因果に迫った
  • 論争W2356 Tenney(2016)は効果が条件付きであると限定的に総括した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

この論文が出てくる研究の系譜

研究のつながり

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10.1037/0033-2909.127.3.376

文献表記(APA第7版)

Judge, T. A., Thoresen, C. J., Bono, J. E., & Patton, G. K. (2001). The job satisfaction-job performance relationship: a qualitative and quantitative review. Psychological bulletin, 127(3), 376–407. https://doi.org/10.1037/0033-2909.127.3.376

影響力の指標

著名度スコア
95.4 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 5,099(うち影響引用 264)・ OpenAlex 4,443
年あたり被引用
196.1
FWCI
64.2(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Job Satisfaction and Organizational Behavior
主要400の選定
専門家判断(古典・定番)

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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