幸福↑ 幸せを高める 確度B大規模研究・複数の研究が一致
サヴァリング信念(Savoring Beliefs)
良い経験を味わい増幅・持続させる能力信念
良い経験は「味わえる」と信じるだけで、幸せが長持ちする
幸せへの効果の大きさ
人生満足度(SWLS)
○正人生満足と正
感情のバランス(PANAS)
◎強い正PA強い正
- ほかの幸福度指標
- 楽観 正
- なぜ効くのか
- ポジ情動の増幅・維持
- 幸せの4因子
- やってみようありがとう ありがとう/やってみよう
こうすると更に効く
サヴァリング信念(良い経験を味わい増幅・持続させられるという自分への信頼)は、ポジティブ感情の増幅と維持が機序で、特にポジティブ感情との関連が強いです。コツは過去・現在・未来の3つの局面で使い分けることで、未来は「楽しみにする」、現在は「五感に集中する」「人と共有する」、過去は「思い出して語る」です(Bryant, 2003; Bryant & Veroff, 2007)。認知的な再評価と近い働きですが、良い出来事の側に特化しているので、感謝や楽観と組み合わせると効きやすいです。
気をつけること
確度はBで、原典系の横断研究が中心です。幸せな人ほど味わえると信じられるという逆方向もあります。味わおうと意識しすぎると、かえって楽しめなくなる副作用があるので、分析せずただ浸るのがコツです。喜びを感じにくい状態が続くときは、技法の問題ではなく専門家に相談してください。
最初の一歩
今日か明日の小さな楽しみを1つ決めて、前もって楽しみにしてみる。未来のサヴァリングが一番簡単な入口です。
主要な研究
- Bryant(2003)Savoring Beliefs Inventory
- Bryant & Veroff(2007)
メモ:ポジ再評価と近縁だが未来/現在/過去の3局面
原典と照合済み(2次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
同じ「感情の感じ方・扱い方」の項目
幸福↑ A 情動知能 感情を「名づける」力が、反すうも爆発も防いでくれる 幸福↑ A 感情調整:認知的再評価 感情は「起きた後に抑える」より「起きる前に捉え直す」が省エネ 幸福↓ B アレキシサイミア 感情を「言葉にしにくい」ことが、調整とつながりを難しくする 混在 B 感情調整:表出抑制 感情を「出さない」ことの害は、文化によって違う 幸福↑ B 主観的活力(Subjective Vitality) 心身にみなぎるエネルギー感は、幸せとほぼ一体 幸福↓ C 感情表出への両価性 「言いたいけど言えない」が続くと、それ自体が幸せを削る 幸福↓ C 退屈傾向 「何をしても退屈」な状態は、抑うつや依存の入り口になりうる 幸福↑ B ノスタルジア傾向(Nostalgia Proneness) 懐かしむ時間は、つながりと意味を取り戻す小さな儀式になる
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 主要研究概念「マインドフルネス・味わうこと」今この瞬間の経験に評価せず注意を向けるあり方(マインドフルネス)と、良い経験を味わうこと(savoring)。
- 発達マップなんとかなる因子の捉え方5つの発達段階で比べた表・幸せの4因子(個人)
- 主要研究概念「楽観・希望・レジリエンス」楽観性・希望・レジリエンス・心理的資本など、前向きさと回復力。
- 発達マップなんとかなる因子(前向きと楽観)5つの発達段階で比べた表・幸せの4因子(組織)
- 思想マップポジティブ心理学1.0快い感情・没頭・意味・良い関係・達成(PERMA)という測れる要素を、自分の強み(性格の良い面)を使って増やしていけば、幸福(フラーリッシ…
- 名言集涙とともにパンを食べた者でなければ、人生の本当の味は分からないゲーテ
- 禅語百選掬水月在手 弄花香満衣水をすくえば、月は手の中にある。花に触れれば、香りは衣に満ちる。求めて遠くへ行かずとも、手を伸ばせば世界はこの手の中にある。
- 名言集幸福とは習慣である。それを身につけなさいエルバート・ハバード
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