幸福↑ 幸せを高める 確度Aメタ分析あり
ピラティス
ピラティスと抑うつ・不安・活力
ピラティスは体幹だけでなく、抑うつ・不安・疲労にも効きそう
幸せへの効果の大きさ
人生満足度(SWLS)
○正(推定)
感情のバランス(PANAS)
×負抑うつ・不安・疲労 低・活力 増(中〜大)
- ほかの幸福度指標
- 抑うつ・不安・疲労・QOL・心理的WB
- なぜ効くのか
- 中強度運動+横隔膜呼吸+マインドフルな身体意識(内受容)
- 幸せの4因子
- やってみよう やってみよう
こうすると更に効く
効き目の正体は、中くらいの強度の運動に、横隔膜呼吸とマインドフルな身体意識(今の体の感覚に注意を向けること)が組み合わさっている点にあるようです。メタ分析では抑うつ・不安・疲労が下がり、活力が上がるという結果でした(Fleming & Herring, 2018)。なのでフォームだけを追うより、呼吸と体の感覚に意識を向けながら行うのがコツ。週に数回、無理のない強度で続けると、運動の気分効果と呼吸法の効果を同時に取れる感じでしょうか。
気をつけること
専用のメタ分析はありますが、試験は小さく、運動なので参加者に目隠しができず、期待の効果が混ざりやすい点は割り引いて読んでください(確度はA/B相当)。人生満足への効果は推定です。腰や首に不安がある人はインストラクターに伝え、痛みが出る動きは避けること。気分の落ち込みが続く場合は、運動と並行して専門家に相談してください。
最初の一歩
今週、動画でもスタジオでもいいので10〜15分の初心者向けピラティスを1回。『呼吸しながら動く』を意識して、終わった後の疲労感と気分をメモしてみてください。
主要な研究
- The effects of pilates on mental health outcomes: meta(Fleming & Herring, 2018, CTM)
- Wang et al.(2023)
メモ:専用メタあるが小標本・盲検不可でA/B相当
原典と照合済み(2次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
同じ「運動・体を動かす」の項目
幸福↑ A 運動・スポーツ 運動は『今の気分』にはっきり効き、『人生の評価』には小さく効く 幸福↑ A ヨガ ヨガは精神的well-beingと生活の質を中くらい高める。姿勢・呼吸・注意のセットが効く 幸福↑ A 太極拳・気功 太極拳・気功は抑うつ・不安を減らし、特に高齢者で証拠が厚い 幸福↑ A 能動通勤(徒歩・自転車通勤) 徒歩・自転車通勤の人は抑うつ・不安になりにくい。通勤を運動に変える発想 混在 B ダンス/DMT 踊ると心理面に中くらいの効果。治療より「楽しむダンス」のほうが大きい 幸福↑ B 武道・武術 武道の稽古は不安・抑うつに中くらい効く。指導者と流派で差が出る 幸福↑ B 水泳・水中運動 水の中で動くと不安と抑うつが下がる。泳げなくても「水中ウォーク」でいい 幸福↑ C ストレッチ ストレッチ単独の幸福効果は「対照群扱い」。入口としては悪くない
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