幸福↑ 幸せを高める 確度C単発〜少数の研究
献血/warm glow
献血という具体的援助行為と陽性感情
献血の「いいことをした温かさ」は本物。ただし長続きはしない
幸せへの効果の大きさ
人生満足度(SWLS)
○正(推定・小)
感情のバランス(PANAS)
○正warm glow(一過性の陽性感情)
- ほかの幸福度指標
- PA・主観的WB(混在)
- なぜ効くのか
- 不純な利他のwarm glow・可視的受益者(持続的SWBは弱い)
- 幸せの4因子
- ありがとう ありがとう
こうすると更に効く
献血者の行動は、純粋な利他というより「よいことをした温かさ(warm glow)」に動かされていると報告されています(Ferguson et al., 2012)。仕組みはこのwarm glowと、受け取る人が具体的に想像できる(可視的受益者)ことです。なので献血後に送られてくる結果や感謝のメッセージを読む、自分の血液がどう使われるかを想像する、といった受け手を思い浮かべる工夫で温かさが増しそうです。一過性の効果なので、定期的に続けたり、他の向社会的行動(寄付・親切)と組み合わせたりすると、積み重ねになります。
気をつけること
持続的なwell-beingへの効果は小さく、結果も混在していて、根拠はまだ弱く確度はCです。献血者のwell-beingを統合したメタ分析は見つかっておらず、個別研究に基づく知見です。献血には年齢・体重・体調などの条件があり、貧血気味の人や体調不良のときはできません。「いいことをしているのに幸せになれない」と感じても、それは効果の性質(一過性)によるもので、自分を責める必要はありません。
最初の一歩
近くの献血ルームの場所と条件を調べてみてください。行ったら、献血後に届くお知らせを読むところまでをセットにするのが最初の一歩です。
主要な研究
- Blood donors' helping behavior is driven by warm glow(Ferguson et al., 2012, Transfusion)
メモ:持続的WBへの効果は小・混在でC。v2.6:2021年以降、献血者のWB/warm glowを統合したメタ・SRは未発見(健康影響の知覚に関するSRのみ)
原典と照合済み(2次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
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