幸福↑ 幸せを高める 確度B大規模研究・複数の研究が一致
関係性欲求の充足(Relatedness, SDT)
自己決定理論の3欲求のうち関係性の充足度
「誰かとつながっている」という実感は、幸せの基本栄養のひとつみたいです
幸せへの効果の大きさ
人生満足度(SWLS)
○正人生満足と正
感情のバランス(PANAS)
○正PA正
- ほかの幸福度指標
- 基本的心理欲求充足 正
- なぜ効くのか
- 基本的心理欲求充足→well-being
- 幸せの4因子
- ありがとう ありがとう
こうすると更に効く
自己決定理論(人はつながり・自分で決めること・できる感覚の3つが満たされると元気になるという理論)では、関係性の欲求は量より「大切にされている・大切にしている」という実感で満たされるとされています(Deci & Ryan, 2000)。La Guardia et al.(2000)は、相手ごとにこの充足感が違うことを示していて、全員と仲良くする必要はなく、安心できる相手が何人かいれば十分みたいです。会う頻度を増やすより、会ったときに相手の話をちゃんと聴く、自分の弱いところも少し見せる、といった質の面を意識すると効きやすいんです。他の2つの欲求(自律性・有能感)と一緒に満たすと相乗効果が出やすいと考えられています。
気をつけること
多くは質問紙の相関研究なので、幸せな人ほどつながりを感じやすいという逆方向の可能性もあります。効果はたぶんある(○・確度B)という水準で、人生満足との関連は中程度と見ておくのが正直なところです。つながりを「求めすぎる」と相手への依存や気疲れになることもあり、ひとりの時間も同じくらい大切なんです。孤独感がつらく長く続くときは、専門家に相談することも選択肢に入れてください。
最初の一歩
今日、安心できる誰かに「最近どう?」と一言送ってみる、それだけで十分な最初の一歩です。返事が来たら、相手の話を1つ深掘りして聴いてみてください。
主要な研究
- La Guardia, Ryan, Couchman & Deci(2000, JPSP)
- Deci & Ryan(2000)
メモ:帰属感のSDT版(欲求充足の枠組み)
原典と照合済み(2次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
同じ「関係を築く力」の項目
幸福↓ A 愛着スタイル(不安/回避) 『見捨てられる不安』『近づくのが怖い』という癖は、変えられる傾向です 幸福↑ B 所属欲求の充足/所属感(Belongingness) 『ここにいていい』という感覚は、人の基本的な欲求です 幸福↑ B 社会的スキル(Social Skills) 人づきあいは「才能」ではなく「スキル」、鍛えると幸せに効くみたいです 幸福↓ B 社会的比較の頻度・志向(SCO) 「人と比べるクセ」そのものが、じわじわ満足を削るみたいです 幸福↑ B 対人的赦し 「許す」は相手のためじゃなく、自分の反すうを止めるためにあるんです 幸福↓ C 親密性への恐れ(Fear of Intimacy) 「近づくのが怖い」と心を閉じると、孤独が続きやすくなるんです
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 名言集人には、自律性・有能感・関係性という、三つの基本的心理欲求があるエドワード・デシ&リチャード・ライアン
- 主要研究基本的心理欲求の充足と不満,パッション,人生満足度との関連.久保 (2023)・基本的心理欲求の充足と不満、パッション、人生満足度の関連を検討した研究と考えられる。
- 主要研究関係の機能とウェルビーイングにおける欲求充足の役割:自己決定理論の視点からPatrick(2007)・自律性・有能感・関係性の欲求充足が個人と恋愛関係のウェルビーイングを高めることを3研究で示した。
- 発達マップニーズ③:関係性(リレイテッドネス)5つの発達段階で比べた表・心理学の理論(性格・臨床・動機)
- 発達マップニーズ①:自律性(オートノミー)5つの発達段階で比べた表・心理学の理論(性格・臨床・動機)
- 禅語百選主人公自分の中の、本当の主(あるじ)。外の状況や他人の評価に振り回されない、本来の自己。
- 思想マップアドラー(個人心理学)自分は共同体の役に立っているという感覚(共同体感覚)を持って生きられれば、劣等感は勇気に変わり幸福は自ずと訪れる
- 調査・報告書満足度・生活の質に関する調査(報告書「我が国のWell-beingの動向」)生活満足度(0〜10)と13分野の満足度を毎年尋ね、日本のWell-beingの動きを示す内閣府の調査。
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