幸福↑ 幸せを高める 確度B大規模研究・複数の研究が一致
社会的スキル(Social Skills)
関係の開始・維持・支援獲得に関わる対人技能
人づきあいは「才能」ではなく「スキル」、鍛えると幸せに効くみたいです
幸せへの効果の大きさ
人生満足度(SWLS)
○正人生満足と正
感情のバランス(PANAS)
○正PA正
- ほかの幸福度指標
- 支援獲得・関係形成 正
- なぜ効くのか
- 支援獲得と関係形成を媒介
- 幸せの4因子
- やってみよう やってみよう
こうすると更に効く
Segrin & Taylor(2007)は、社会的スキル(関係を始める・保つ・助けを求める技術)が高い人ほど人生満足や肯定的感情が高いことを示していて、仕組みとしては「支援を得やすくなる」「関係ができやすくなる」ことが間にあります(Segrin, 2019)。つまりスキルそのものより、スキルが生む関係が幸せを運んでくるので、練習の目標は「上手に話す」より「助けを頼める・関係を続ける」に置くと効きやすいんです。小さい場面(挨拶・短い雑談・お礼)を繰り返して成功体験を積むのが王道で、一気に大舞台で試すより続きます。
気をつけること
横断研究が中心で、幸せな人ほど社交的に振る舞いやすいという逆方向もありえます。効果はたぶんある(○・確度B)という程度で、スキルを上げれば必ず幸せになる、とまでは言えません。「社交的であるべき」という圧力は内向的な人には負担になるので、自分に合う量と形を選ぶことが大切です。対人場面の不安が強くて生活に支障が出るときは、専門家に相談してください。
最初の一歩
今週、職場やお店で1回だけ「ちょっと教えてもらえますか」と小さな助けを頼んでみてください。頼む練習は、関係を作る練習でもあるんです。
主要な研究
- Segrin & Taylor(2007, PAID)
- Segrin(2019)review
メモ:関係の質でなく本人の能力側面
原典と照合済み(2次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
同じ「関係を築く力」の項目
幸福↓ A 愛着スタイル(不安/回避) 『見捨てられる不安』『近づくのが怖い』という癖は、変えられる傾向です 幸福↑ B 所属欲求の充足/所属感(Belongingness) 『ここにいていい』という感覚は、人の基本的な欲求です 幸福↑ B 関係性欲求の充足(Relatedness, SDT) 「誰かとつながっている」という実感は、幸せの基本栄養のひとつみたいです 幸福↓ B 社会的比較の頻度・志向(SCO) 「人と比べるクセ」そのものが、じわじわ満足を削るみたいです 幸福↑ B 対人的赦し 「許す」は相手のためじゃなく、自分の反すうを止めるためにあるんです 幸福↓ C 親密性への恐れ(Fear of Intimacy) 「近づくのが怖い」と心を閉じると、孤独が続きやすくなるんです
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 主要研究概念「社会的つながり・孤独・帰属」ソーシャル・サポート、所属感、孤独感、社会関係資本など人とのつながり。
- 主要研究高校生におけるソーシャルスキルと学校生活満足度との関連 ―学校の特性の視点から―藤原(2019)・高校生の関わりのスキルは学校タイプを問わず承認感と関連する一方、配慮のスキルの効果は学校タイプで異なることを示した。
- 発達マップコミュニティとの関わり5つの発達段階で比べた表・人生の歩み
- 発達マップ師匠・メンターとの関係5つの発達段階で比べた表・人生の歩み
- 名言集親切は、社会をつなぎとめる黄金の鎖であるゲーテ(とされる)
- 禅語百選把手共行手を取り合って、ともに行く。師と弟子、仏と自分が一つになって歩む。あるいは、仲間と手を携えて道を行く。
- 思想マップポジティブ心理学1.0快い感情・没頭・意味・良い関係・達成(PERMA)という測れる要素を、自分の強み(性格の良い面)を使って増やしていけば、幸福(フラーリッシ…
- 調査・報告書OECD 社会情動的スキル調査OECDが10歳と15歳の粘り強さや共感などのスキルを測り、生活満足度や不安との関係を見る調査。
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