幸福↓ 幸せを損なう 確度B大規模研究・複数の研究が一致
騒音
恒常的な生活騒音(交通・近隣)
慢性的な騒音は睡眠を削り、全部の幸せの土台を揺らす
幸せへの効果の大きさ
人生満足度(SWLS)
×負負:慢性騒音は不快感・睡眠妨害経由で満足低下
感情のバランス(PANAS)
×負覚醒度上昇によるNA(苛立ち)
- ほかの幸福度指標
- 心血管リスクとの関連(環境疫学)
- なぜ効くのか
- 睡眠の質の毀損+慢性的ストレス反応
こうすると更に効く
WHOの環境騒音ガイドラインは、交通騒音などの慢性的な曝露が不快感、睡眠妨害、心血管リスクと関連するとして基準値を示しています(WHO Regional Office for Europe, 2018)。メカニズムは睡眠の質の毀損と慢性的なストレス反応です。和らげるコツは、寝室の防音(窓の対策、ベッドの位置)、耳栓やホワイトノイズの活用、住まい選びのときに時間帯を変えて騒音を確認することです。騒音はいったん慣れたつもりでも体は反応し続けるので、「気にしない」より環境を変える方が効きます。
気をつけること
幸福度への効果は不快感や睡眠経由の推計で、確度はBです。騒音に敏感な人とそうでない人の個人差が大きく、同じ音量でも影響は違います。騒音源が近隣の生活音の場合、対立が新たなストレスになるので、まず自分側でできる対策から。睡眠の問題が長く続くときは専門家に相談してください。
最初の一歩
今夜、寝室で聞こえる音を1分間だけ数えてみる。一番大きい音源への対策を1つ考える。
主要な研究
- Environmental Noise Guidelines for the European Region(WHO Regional Office for Europe, 2018)
メモ:住環境選びの実務的チェック項目
原典と照合済み。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
同じ「災害・汚染などのストレス」の項目
幸福↓ A 災害 被災は幸福を大きく下げる。回復を分けるのは地域のつながり 幸福↓ B テロ(テロ攻撃への曝露) テロは幸福を一時的に下げる、被害地から遠くてもメディア経由で 幸福↓ B パンデミック(感染症大流行) パンデミックで感情は急落したが、生活評価は意外と持ちこたえた 幸福↓ B 武力紛争・戦争曝露 戦争は幸福を大きく奪う、それでも人は適応し支え合う 混在 B 光害(夜間人工光ALAN) 夜の明かりは睡眠を乱し、うつリスクをじわりと上げる 幸福↓ B 大気汚染 空気の悪さは生活満足をじわじわ下げる、個人より政策の問題 幸福↓ A 夜間騒音・交通騒音(睡眠経路) 夜の航空機騒音は睡眠を妨げ、抑うつリスクも上げるみたいです 幸福↓ B 悪臭 臭いの迷惑は騒音ほどではないけれど、じわじわと心の負担になる
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