幸福↓ 幸せを損なう 確度B大規模研究・複数の研究が一致
テロ(テロ攻撃への曝露)
テロ攻撃が当該地域・国民の満足・感情を一時的に低下
テロは幸福を一時的に下げる、被害地から遠くてもメディア経由で
幸せへの効果の大きさ
人生満足度(SWLS)
×負攻撃直後に負(時間減衰)
感情のバランス(PANAS)
×負不安・恐怖でNA急増
- ほかの幸福度指標
- 生活満足・不安・信頼
- なぜ効くのか
- 恐怖・安全感喪失・不確実性・メディア波及
- 幸せの4因子
- なんとかなるを損なう なんとかなる(逆)
こうすると更に効く
9.11後の英国データで、直接の被害がない国民でも精神的well-beingが低下していました(Metcalfe, Powdthavee & Dolan, 2011)。メカニズムは恐怖と安全感の喪失、メディアを通じた波及です。和らげるコツは、ニュースや映像の反復視聴を意識的に制限すること、身近な人と話して「安全感」を取り戻すこと、日常のルーティンを維持することです。効果は時間とともに減衰するので、急性期を乗り切ることが大事です。
気をつけること
準実験的な研究で複数の事例があり確度Bですが、事件の性質や国で影響の大きさは変わります。影響は一時的で、多くの人は数か月で元の水準に戻ります。過度に警戒を続けると生活が縮こまり、かえって幸福を損ないます。不安や恐怖、不眠が長く続くときは専門家に相談してください。
最初の一歩
大きな事件のあとは、ニュースを見る時間を1日30分と決めて、その分を身近な人との会話に回す。
主要な研究
- Destruction and Distress: 9/11 attacks on mental well-being(Metcalfe, Powdthavee & Dolan, 2011, Economic Journal)
メモ:準実験・複数事例でB。「近隣の安全」既収載と機序で区別
原典と照合済み(2次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
同じ「災害・汚染などのストレス」の項目
幸福↓ A 災害 被災は幸福を大きく下げる。回復を分けるのは地域のつながり 幸福↓ B パンデミック(感染症大流行) パンデミックで感情は急落したが、生活評価は意外と持ちこたえた 幸福↓ B 武力紛争・戦争曝露 戦争は幸福を大きく奪う、それでも人は適応し支え合う 混在 B 光害(夜間人工光ALAN) 夜の明かりは睡眠を乱し、うつリスクをじわりと上げる 幸福↓ B 大気汚染 空気の悪さは生活満足をじわじわ下げる、個人より政策の問題 幸福↓ B 騒音 慢性的な騒音は睡眠を削り、全部の幸せの土台を揺らす 幸福↓ A 夜間騒音・交通騒音(睡眠経路) 夜の航空機騒音は睡眠を妨げ、抑うつリスクも上げるみたいです 幸福↓ B 悪臭 臭いの迷惑は騒音ほどではないけれど、じわじわと心の負担になる
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