幸福↓ 幸せを損なう 確度B大規模研究・複数の研究が一致
武力紛争・戦争曝露
戦争・武力紛争が国民の主観的WBを大きく低下
戦争は幸福を大きく奪う、それでも人は適応し支え合う
幸せへの効果の大きさ
人生満足度(SWLS)
×負戦時・紛争地で強い負
感情のバランス(PANAS)
×負強い負
- ほかの幸福度指標
- 生活満足・PTSD・抑うつ
- なぜ効くのか
- 生命危険・喪失・避難・経済崩壊・トラウマ
- 幸せの4因子
- なんとかなるを損なう なんとかなる(逆)
こうすると更に効く
ウクライナのデータで、紛争への曝露は幸福度を大きく下げていました(Coupe & Obrizan, 2016)。メカニズムは生命の危険、喪失、避難、経済崩壊、トラウマです。和らげるコツは、安全の確保を最優先にしたうえで、家族や同郷のつながりを保つこと、避難先でも役割(仕事、ボランティア)を持つこと、トラウマの症状を早期に専門家につなぐことです。日本に住む人にとっては、避難してきた人の受け入れと孤立防止が自分にできることになります。
気をつけること
自然実験に近い状況ですが横断研究が多く、効果の持続期間や回復の軌跡には不確実性があります。確度はBです。適応やヘドニック資本(以前に蓄えた幸福の資源)による緩和も報告されていて、個人差が大きいです。「戦時中の人も幸せを見つけた」という語りを押しつけることは、苦しんでいる人を傷つけます。PTSD(心的外傷後ストレス障害)や抑うつの症状には専門的な支援が必要です。
最初の一歩
周囲ができること: 避難者や被災者を支援する団体に寄付か時間を1回出す。本人ができること: 信頼できる1人と毎日短く連絡を取り合う。
主要な研究
- The impact of war on happiness: Ukraine(Coupe & Obrizan, 2016, JEBO)
- ボスニア研究(2013, SIR)
メモ:自然実験的だが横断多く、適応・ヘドニック資本の緩和も
原典と照合済み(2次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
同じ「災害・汚染などのストレス」の項目
幸福↓ A 災害 被災は幸福を大きく下げる。回復を分けるのは地域のつながり 幸福↓ B テロ(テロ攻撃への曝露) テロは幸福を一時的に下げる、被害地から遠くてもメディア経由で 幸福↓ B パンデミック(感染症大流行) パンデミックで感情は急落したが、生活評価は意外と持ちこたえた 混在 B 光害(夜間人工光ALAN) 夜の明かりは睡眠を乱し、うつリスクをじわりと上げる 幸福↓ B 大気汚染 空気の悪さは生活満足をじわじわ下げる、個人より政策の問題 幸福↓ B 騒音 慢性的な騒音は睡眠を削り、全部の幸せの土台を揺らす 幸福↓ A 夜間騒音・交通騒音(睡眠経路) 夜の航空機騒音は睡眠を妨げ、抑うつリスクも上げるみたいです 幸福↓ B 悪臭 臭いの迷惑は騒音ほどではないけれど、じわじわと心の負担になる
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
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