世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B09 自己効力感・統制感 ・ W0097
主要400 なんとかなる 理論

知覚された自己効力感の機能的性質の再検討

On the Functional Properties of Perceived Self-Efficacy Revisited

A. Bandura(2012)Journal of Management, 38(1), 9–44

ひとことで
自己効力感批判への反論

自己効力感が有害または無効だとする研究を理論・方法の両面から批判し、効力感研究に必要な要件を示した。

要旨根拠:抄録

本論評は、自分の能力への信念が遂行を弱める、あるいは効果がないと主張する一連の研究を取り上げ、知覚された自己効力感の機能的な性質を論じた。議論は4つの理論的立場にまたがる。すなわち、主体性の視点に根ざす社会的認知理論、サイバネティクス(=自動制御)のモデルに基づく制御理論、そして文脈から切り離された特性モデルに基づく特性的自己効力感理論とビッグファイブ理論である。問題となった研究を批判的に分析した結果、それらは理論、方法、分析、構成概念の測定の重要な要件を満たしていないことが示された。さらに論文は批判にとどまらず、個人と集団の両水準で、人の自己発達、適応、変化に自己効力感が果たす役割の知見を進めるために不可欠な、理論・方法・分析上の要件を具体的に示した。

関係メモ——この研究のその後

  • 論争自己効力感が個人内では遂行を下げうるとした一覧外:Vancouver et al. (2001, 2002)の研究をめぐり、W0151 Bandura & Locke(2003)に続いて改めて反論した論文で、一覧外:Vancouver (2012)が同誌で再反論した
  • 先行・基盤W0004 Bandura(1977)以来の自己効力感理論を擁護し、W0088 Chen(2001)などの一般性効力感尺度にも言及した。

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 6本

後続研究(この論文を引用している)

この一覧の中には見つかっていません。

読む・引用する

論文ページ
https://doi.org/10.1177/0149206311410606
無料で読めるか
× 有料(非OA)
DOI
10.1177/0149206311410606

文献表記(APA第7版)

Bandura, A. (2012). On the Functional Properties of Perceived Self-Efficacy Revisited. Journal of Management, 38(1), 9–44. https://doi.org/10.1177/0149206311410606

影響力の指標

著名度スコア
92 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 2,533(うち影響引用 311)・ OpenAlex 2,502
年あたり被引用
168.9
FWCI
95.6(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Career Development and Diversity
主要400の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの

内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →

あわせて読む 世界の最新ウェルビーイング研究 → こちらは定番の古典と著名論文。あちらは、AIが毎日集める最新の論文データベース。土台と最前線を行き来できます。
話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
© 株式会社はぴテック