世界の論文 ・ A11 職場のウェルビーイング(エンゲージメント・職務満足・JD-R・バーンアウト) ・ W1061
幸せそのもの 実証
職務ストレッサーとバーンアウトからの解放:休息としての予備役勤務
Relief from job stressors and burnout: reserve service as a respite.
Dalia Etzion, Dov Eden, Yael Lapidot(1998)Journal of Applied Psychology, 83(4), 577–585
ひとことで
仕事から離れる回復効果
予備役勤務で仕事から離れた人は職務ストレスとバーンアウトが低下し、心理的距離が大きいほど効果が強いことを示した。
要旨根拠:抄録
仕事のストレッサーから一時的に離れることがバーンアウトを和らげるかを検証した研究である。イスラエルの企業で予備役勤務に招集された男性81名と、同じ会社で招集されなかった対照群81名を組み合わせ、勤務に出る直前と復帰直後に質問紙に回答してもらった。分散分析の結果、予備役勤務をした群では職務ストレスとバーンアウトが有意に低下し、対照群では変化がなかった。勤務をした群では、予備役勤務の経験の質と仕事からの心理的離脱(=仕事のことを考えずに頭を切り離すこと)の程度が交互作用し、離脱が大きいほど良い勤務経験のもたらす回復効果が強かった。予備役勤務は休暇に似た「レスパイト(=一時的な休息)」の特殊例として位置づけられ、回復研究の先駆けとなった。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 7本
- W0021 経験されたバーンアウトの測定 Maslach(1981) Journal of Organizational Behavior 被引用 13,906
- W0110 マスラック・バーンアウト尺度マニュアル Maslach(1996) Consulting Psychologists Press 被引用 3,722
- W0139 職務バーンアウトの3次元の相関要因に関するメタ分析的検討 Lee(1996) Journal of Applied Psychology 被引用 3,519
- W0808 バーンアウト概念の歴史的・概念的発展 Maslach(1993) 被引用 896
- W0840 職場組織におけるバーンアウト Shirom(1989) International Review of Industrial and Organizational Psychology 1989(書籍の章) 被引用 829
- W1081 職業を越えたバーンアウト概念の一貫性 Leiter(1996) Anxiety Stress & Coping 被引用 550
- W1147 ストレスとバーンアウトの関係に対する社会的支援の調整効果 Etzion(1984) Journal of Applied Psychology 被引用 508
後続研究(この論文を引用している) 3本
- W0546 余暇と主観的幸福感:媒介要因としての心理的メカニズムのモデル Newman(2014) Journal of Happiness Studies 主要400 被引用 845
- W0186 リカバリー経験質問紙:仕事からの回復とくつろぎを評価する尺度の開発と妥当性検証 Sonnentag(2007) Journal of Occupational Health Psychology 被引用 2,037
- W0302 回復、ワーク・エンゲージメント、プロアクティブ行動:仕事以外と仕事の接点への新たな視点 Sonnentag(2003) Journal of Applied Psychology 被引用 1,859
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- 論文ページ
- https://doi.org/10.1037/0021-9010.83.4.577
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- DOI
- 10.1037/0021-9010.83.4.577
文献表記(APA第7版)
Etzion, D., Eden, D., & Lapidot, Y. (1998). Relief from job stressors and burnout: reserve service as a respite. Journal of Applied Psychology, 83(4), 577–585. https://doi.org/10.1037/0021-9010.83.4.577
影響力の指標
- 著名度スコア
- 39.1 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 572(うち影響引用 21)・ OpenAlex 534
- 年あたり被引用
- 19.7
- FWCI
- 6.4(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 3.8%
- 分野(OpenAlex)
- Job Satisfaction and Organizational Behavior
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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