心理的離脱/仕事からの回復
非労働時間に仕事から心理的に切り離せる度合い
幸せへの効果の大きさ
人生満足と正(推定)
PA正・NA負
- ほかの幸福度指標
- 疲労・バーンアウト 負/睡眠 正
- なぜ効くのか
- ストレッサー-離脱モデル・資源回復
- 幸せの4因子
- なんとかなる なんとかなる
こうすると更に効く
心理的離脱(仕事から離れている時間に、頭の中でも仕事から切り離せること)は、消耗した資源を回復させる中核で、疲労やバーンアウトと負、睡眠と正の関連があります(Bennett, Bakker & Field, 2018; Sonnentag & Fritz, 2015)。回復には離脱のほかに、リラックス、熟達体験(仕事以外で何かに上達する)、コントロール(余暇を自分で決める)の経験があり、組み合わせると効きやすいようです。コツは「何もしない」より「仕事と無関係なことに没頭する」ことで、趣味や運動、人との会話は仕事の思考を自然に追い出します。仕事用の通知を夜はオフにするなど、離脱を妨げる「常時接続」を物理的に遮断すると続けやすくなります。
気をつけること
多くは日記法や横断研究で、「元気な人ほど離脱しやすい」という逆方向や、仕事量という第三の要因の可能性があります。人生満足への効果は推定で、確かめられているのは主に疲労・感情・睡眠です。離脱しようとして「考えないようにしよう」と頑張ると、かえって反すう(同じ悩みを頭の中で繰り返すこと)が強まることがあるので、別のことに注意を向けるほうが近道です。仕事のことが頭から離れず眠れない状態が数週間続くときは、回復のコツの問題ではなく専門家に相談してください。
最初の一歩
今夜、終業後に「仕事と無関係で、少し集中が要ること」を15分だけやってみてください。料理でも楽器でも散歩でもよく、その間スマホの仕事通知を切っておくのが最初の一歩です。
主要な研究
- Recovery from work-related effort: Meta-analysis(Bennett, Bakker & Field, 2018)
- Sonnentag & Fritz(2015)
メモ:常時接続(テクノストレス)と対をなす
原典と照合済み(2次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
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