攻撃性
他者を傷つける行動(身体的・言語的)をとりやすい傾向
幸せへの効果の大きさ
(推定) 青年の暴力・攻撃行動は人生満足の低さと関連(米YRBS系の大規模横断、Valois/Zullig/Huebnerら)。成人の特性攻撃性とSWLSのメタは未確認
NA増(怒り・敵意経由)。PAの直接証拠乏しい
- ほかの幸福度指標
- いじめ加害・非行・薬物使用と共起。被害側の人生満足低下はメタあり(別行)
- なぜ効くのか
- 衝動制御の弱さと敵意帰属→対人関係の破壊→孤立
- 幸せの4因子
- ありがとうを損なう ありがとう(逆)
こうすると更に効く
仕組みは、衝動制御の弱さと敵意帰属(相手の行動を悪意と決めつけること)が対人関係を壊し、孤立につながる、というものです。和らげ方は、怒りの最初のサイン(肩に力が入る、声が大きくなる)に気づいて間を置くこと、相手の意図を決めつける前に『別の理由』を1つ考えることです。中学生の研究では暴力行動と人生満足の低さが関連していた(Valois, Zullig, Huebner & Drane, 2006)ので、青年期には周囲の大人が『行動の結果』だけでなく『本人の満足度の低さ』にも目を向けることが緩衝材になります。
気をつけること
根拠は青年の横断研究が中心で、成人の特性攻撃性と幸福の直接の証拠は薄く、確度Cです。方向性は不明で、満足度が低いから攻撃的になるという逆方向も十分あり得ます。被害側の人生満足低下にはメタ分析がありますが、こちらは加害側の『行動』の話です。怒りの感情そのものは自然なもので、問題は『傷つける行動』に出ることなので、怒りを感じることまで責めないでください。衝動的な暴力や怒りの爆発が続いて困っているときは、専門家に相談してください。
最初の一歩
次にカッとなったとき、6秒だけ数えてから口を開いてみてください。うまくいかなくても『数えようとした』で合格です。
主要な研究
- Life satisfaction and violent behaviors among middle school students(Valois, Zullig, Huebner & Drane, 2006, J Child Fam Stud)
- Life satisfaction and violent behaviors among middle school students(Valois et al., 2006, J Child Fam Stud)
メモ:青年の横断研究が中心で、成人・特性攻撃性の幸福との直接証拠は薄い。方向性不明(低満足→攻撃も)。N014/N015と弁別:本行は『行動』。v2.6.1:OpenAlexで1本を確認。主要候補(Valois 2006)をOpenAlexで確認。青年の横断研究のため確度Cは据え置き
原典と照合済み(3次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
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