瞑想
注意訓練(マインドフルネス瞑想・慈悲の瞑想)
幸せへの効果の大きさ
正:継続で人生満足上昇の報告(慈悲の瞑想でPA増→満足増)Fredrickson et al.(2008)
不安d=.38(8週)/.22(3〜6か月)、抑うつd=.30/.23(NA低減、メタ分析)
- ほかの幸福度指標
- 臨床尺度での検証が最も厚い
- なぜ効くのか
- 注意制御→反すう遮断。慈悲系はPA・つながり経由
- 幸せの4因子
- ありのままに 「ありのままに」を高める練習経路
こうすると更に効く
メタ分析では8週間のプログラムで不安d=.38、抑うつd=.30、3〜6か月後もそれぞれ.22、.23と、小〜中の効果が残っていました(Goyal et al., 2014)。仕組みはマインドフルネス系では注意の制御が反すう(同じ悩みを頭の中で繰り返すこと)を遮断すること、慈悲系ではポジティブ感情とつながりを増やすこと。コツは『無になる』ことを目指さず、気が散ったのに気づいて戻す、その往復を練習だと考えること。1日10分でも継続が鍵で、慈悲の瞑想を続けるとポジティブ感情経由で人生満足が上がるという報告もあります。
気をつけること
確度はAですが、効果は小〜中で、臨床尺度での検証が中心です。人生満足への効果は継続研究の報告があるものの限定的。瞑想中に不安や不快な体験が強まる人もいて、有害事象の報告は別系統の研究にあります。トラウマがある人や症状が重い人は、独学ではなく指導者や専門家のもとで。『瞑想で全部解決』ではなく、臨床レベルの不安や抑うつは治療と併用し、つらさが続くときは専門家へ。
最初の一歩
今日、タイマーを3分にセットして、呼吸の出入りに注意を向けるだけ。気が散ったら『散った』と気づいて戻る。それを1週間、同じ時間に。
主要な研究
- Meditation programs for psychological stress and well-being: A systematic review and meta-analysis(Goyal et al., 2014)
メモ:有害事象の出典はGoyal(2014)でなくVan Dam et al.(2018)/Britton(2019)系が正確。臨床レベルは専門家接続。Fredrickson(2008)の介入週数(7週か9週か)は要原典確認。健常者向けはGalante et al.(2021, PLOS Med)も参照
原典と照合済み。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
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