ハーブティー(カモミール・ラベンダー)
カモミールやラベンダーのハーブティーを飲む習慣
幸せへの効果の大きさ
未検証(人生満足を測った研究なし)
NA低減側:睡眠の質が悪い産後女性でカモミール茶2週間により抑うつ症状と身体症状関連の睡眠非効率が低下(RCT、N=80)、4週後には差が消失
- ほかの幸福度指標
- 睡眠の質・疲労(産後);カモミール抽出物カプセルでは全般性不安症に効果の報告があるが『お茶』とは用量が異なる
- なぜ効くのか
- アピゲニン等のGABA受容体作用は低用量では弱く、温かい飲み物を飲む『休息の儀式』効果が主と考えられる
- 幸せの4因子
- ありのままに ありのままに(休息の儀式)
こうすると更に効く
効いているのは成分の薬理作用というより、温かい飲み物でひと息つく『休息の儀式』だと考えられていて、睡眠の質が悪い産後女性で2週間のカモミール茶により抑うつ症状と睡眠の非効率が下がったという無作為化試験があります(Chang & Chen, 2016)。ですから、こつはお茶そのものより『飲む時間を決めて、その間は何もしない』ことで、寝る前の決まった手順(照明を落とす、スマホを置く)と組み合わせると入眠の合図になりやすいです。カフェインを含まないので、夜のコーヒーや紅茶の代わりにするという置き換えの形でも損がありません。
気をつけること
根拠はカモミール茶のRCT1本(産後女性N=80)で、効果は2週時点で見られ4週後には差が消えています。ラベンダー『茶』の対照試験は未確認で、カプセルのメタ分析とは用量が違うので別物です(確度C)。キク科アレルギーのある人はカモミールに注意が必要で、妊娠中や服薬中の人、特にラベンダーなどの精油を併用する場合は医療者に確認してください。眠れない・落ち込みが続くといった状態が長引くときは、お茶でしのごうとせず専門家に相談してください。
最初の一歩
今夜、寝る1時間前にカモミールティーを1杯いれて、飲んでいる間だけスマホを見ないでみてください。『成分の効果』を期待しすぎず、休息の合図として試すくらいでちょうどいいです。
主要な研究
- Effects of an intervention with drinking chamomile tea on sleep quality and depression in sleep disturbed postnatal women: a randomized controlled trial(Chang & Chen, 2016, J Adv Nurs)
メモ:ラベンダー『茶』の対照試験は未確認(経口ラベンダー油カプセルSilexanのメタとは別物)。カモミールRCTも産後女性1本で効果は短期。既収載『お茶(緑茶)』『アロマ』と弁別
原典と照合済み(3次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
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