幸福↑ 幸せを高める 確度B大規模研究・複数の研究が一致
直接民主制(住民投票)
住民投票権が強い地域ほど生活満足が高い
結果だけでなく「決め方」にかかわれると満足が上がる
幸せへの効果の大きさ
人生満足度(SWLS)
○正スイス州横断で正
感情のバランス(PANAS)
−ほぼゼロ明瞭でない
- ほかの幸福度指標
- 生活満足
- なぜ効くのか
- 政治参加・自己決定・手続き公正(結果+過程効用)
- 幸せの4因子
- やってみようなんとかなる なんとかなる/やってみよう
こうすると更に効く
スイスの州比較で、住民投票の権利が強い州ほど生活満足が高いという結果です(Frey & Stutzer, 2000)。メカニズムは結果の効用だけでなく、手続きに参加する過程効用(自分も決め方にかかわったという感覚)です。個人や組織で活かすなら、職場や地域で「決める過程」に人を巻き込むこと、本人が意見を言える場を設けることがコツです。投票や住民説明会への参加も同じ回路を使います。
気をつけること
著名な研究ですが、内生性(幸福な住民が直接民主制を選ぶ、豊かな州ほど制度が整う)の論争が続いています(Dorn et al., 2008)。確度はBで、スイス以外での再現は限られます。既収載「民主主義の質」とは制度形態として区別しています。参加の負担が重すぎると、決めることそのものが疲労になる人もいます。
最初の一歩
職場や家庭で、次に何かを決めるとき「どう思う?」と一言先に聞いてから決めてみる。
主要な研究
- Happiness, Economy and Institutions(Frey & Stutzer, 2000, Economic Journal)
- Dorn et al.(2008)
メモ:著名だが内生性論争あり。既収載「民主主義の質」と区別(制度形態)
原典と照合済み(2次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
同じ「政治・制度・政策」の項目
幸福↑ B 失業給付の寛大さ(制度文脈) 失業の痛みは制度で和らぐ。給付の寛大さが「スティグマ」も減らす 幸福↑ B 政治的自由・報道の自由 「自分で選べる」感覚が国の幸福を押し上げる 幸福↑ B 皆保険・医療アクセス(UHC) 「病気になっても破産しない」という安心が、心の健康を守る 幸福↑ B 福祉国家の寛大さ(脱商品化) セーフティネットが厚い国ほど、国民は満足している 幸福↑ B 汚職・腐敗の少なさ 政府が清廉な国ほど、国民の幸福度は高い傾向があります 幸福↑ B 民主主義の質/政治的自由 民主主義の質が高い国ほど、生活満足は高い傾向です 幸福↑ A 育児休業・家族政策の寛大さ 有給で長めの産休・育休は、母親の心の不調を減らすみたいです 幸福↑ B 連邦制・地方分権 身近な自治体に権限とお金があるほど、住民の生活満足は高いみたいです
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 主要研究幸福・経済・制度Frey(2000)・スイスの州データで、直接民主制と地方分権が住民の主観的幸福を大きく高めることを示した。
- 発達マップ政治5つの発達段階で比べた表・社会のシステム
- 主要研究概念「主観的幸福感・生活満足」自分の人生を全体としてどれくらい良いと評価しているか(認知的評価=生活満足)と、日々の感情の良し悪し(感情的評価)を合わせた主観的な幸福。
- 発達マップ政治経済体制(民主主義・資本主義・社会主義)×運用の段階5つの発達段階で比べた表・社会のシステム
- 思想マッププラグマティズム幸福とは完成した状態ではなく、経験が絶えず成長し続ける過程(成長そのもの)である
- 調査・報告書ラティノバロメトロ(ラテンアメリカ世論調査)中南米17〜18か国の世論調査。民主主義への意識と並んで、生活満足度を長年尋ねている。
- 名言集感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく松下幸之助
- 禅語百選主人公自分の中の、本当の主(あるじ)。外の状況や他人の評価に振り回されない、本来の自己。
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →