世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B11 本来感・自律性・自己一致 ・ W0401
主要400 ありのままに 理論

文化的文脈における自律性と関係性

Autonomy and Relatedness in Cultural Context

Ç. Kâğıtçıbaşı(2005)Journal of Cross-Cultural Psychology, 36(4), 403–422

ひとことで
自律性と関係性の両立

自律性と関係性は対立するものではなく両立しうる基本的欲求であるとし、主体性と対人距離の2軸による自己のモデルを提案した。

要旨根拠:抄録

自律性と主体性は混同して使われがちで、それらが関係性や分離とどう交わるかについて議論がある。こうした研究は主に個人主義を背景とする欧米文化の中で行われ、心理学の考え方にも影響してきた。本論文はこの問題を広く概観し、自律性と関係性に関わる自己概念の根底には、主体性(=自ら行為を選ぶ程度)と対人距離(=他者との心理的な近さ)という2つの別個の次元があると整理した。自律性と関係性はどちらも人間の基本的欲求であり、一見対立するようでも両立可能であると提案した。両立が見過ごされてきた原因として、概念化と操作化(=測定方法への落とし込み)の問題を指摘した。2次元を組み合わせた4類型の自己と、それが育つ社会・家族の文脈のモデルを示し、近年の研究がこれを支持すると論じた。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0500 Chirkov(2003)の「自律性は個人主義と同じではない」という議論やW1516 Oyserman(2002)の個人主義・集団主義の再検討に依拠した
  • 後続・発展W0901 Neff(2008)が米国・タイ・台湾の自己観とセルフ・コンパッションの比較に展開した。関係性を重視する幸福観という点では、W0866 Uchida(2004)の文化的幸福観やW1507 Hitokoto(2015)の協調的幸福とも通じる

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 6本

後続研究(この論文を引用している) 2本

読む・引用する

論文ページ
https://doi.org/10.1177/0022022105275959
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DOI
10.1177/0022022105275959

文献表記(APA第7版)

Kâğıtçıbaşı, Ç. (2005). Autonomy and Relatedness in Cultural Context. Journal of Cross-Cultural Psychology, 36(4), 403–422. https://doi.org/10.1177/0022022105275959

影響力の指標

著名度スコア
74.7 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 1,446(うち影響引用 117)・ OpenAlex 1,330
年あたり被引用
65.7
FWCI
31.2(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.2%
分野(OpenAlex)
Cultural Differences and Values
主要400の選定
概念枠(B11 本来感・自律性・自己一致の上位3)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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