世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B11 本来感・自律性・自己一致 ・ W0500
ありのままに 実証

自律性を個人主義や独立性から区別する――文化的志向の内在化とウェルビーイングに関する自己決定理論の視点

Differentiating autonomy from individualism and independence: a self-determination theory perspective on internalization of cultural orientations and well-being.

Valery Chirkov, Richard M. Ryan, Youngmee Kim et al.(2003)Journal of Personality and Social Psychology, 84(1), 97–110

ひとことで
自律性と個人主義の区別

文化により内在化する慣習は異なっても、その動機の自律性の高さは4か国すべてでウェルビーイングを予測することを示した。

要旨根拠:抄録

自己決定理論では自律性を普遍的な欲求とみなすが、これは西洋の個人主義を押しつけるものだという批判があった。著者らは自己決定理論とトリアンディスの文化類型(水平・垂直、個人主義・集団主義)に基づき、文化によって内在化(=外から来た価値や慣習を自分のものとして取り込むこと)される慣習は異なるが、その慣習に対する動機づけの相対的な自律性はどの文化でもウェルビーイングを予測する、という仮説を立てた。韓国、ロシア、トルコ、米国の559人を対象に調査した結果、自律性とウェルビーイングの関連は文化や性別を越えて支持され、水平的(=平等志向の)慣習は垂直的(=上下関係重視の)慣習よりも内在化されやすいことも示された。自律性は個人主義や独立性とは異なる概念であり、集団主義的な価値観であっても自ら納得して従っていれば幸福につながることを示唆している。

研究のつながり

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https://doi.org/10.1037/0022-3514.84.1.97
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DOI
10.1037/0022-3514.84.1.97

文献表記(APA第7版)

Chirkov, V., Ryan, R. M., Kim, Y., & Kaplan, U. (2003). Differentiating autonomy from individualism and independence: a self-determination theory perspective on internalization of cultural orientations and well-being. Journal of Personality and Social Psychology, 84(1), 97–110. https://doi.org/10.1037/0022-3514.84.1.97

影響力の指標

著名度スコア
69.5 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 1,390(うち影響引用 64)・ OpenAlex 1,388
年あたり被引用
57.9
FWCI
26.7(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.3%
分野(OpenAlex)
Motivation and Self-Concept in Sports

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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