医師のバーンアウトを減らすための統制された介入:システマティックレビューとメタ分析
Controlled Interventions to Reduce Burnout in Physicians: A Systematic Review and Meta-analysis
M. Panagioti, Efharis Panagopoulou, P. Bower et al.(2017)JAMA Internal Medicine, 177(2), 195
医師のバーンアウト介入の効果は小さいが、個人向けより組織向けの介入の方が効果が大きいことを示した。
要旨根拠:抄録
医師のバーンアウトは広くみられ、パフォーマンスやキャリア継続、患者ケアに悪影響を及ぼすが、明確な対処方針はなかった。本研究は、医師のバーンアウトを対象としたランダム化比較試験と対照前後比較研究を系統的に検索し、介入の種類や医師・医療現場の特性による効果の違いをメタ分析で検討した。19研究20比較(医師1,550人)を統合した結果、介入はバーンアウトの小さいが有意な低減と関連していた(標準化平均差-0.29)。下位分析では、組織を対象とした介入(-0.45)が医師個人を対象とした介入(-0.18)より効果が大きかった。経験豊富な医師やプライマリケアでの介入は効果が高い傾向があったが、有意差はなかった。バーンアウトは個人ではなく医療組織全体の問題であるという見方を支持する結果である。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 5本
- W0086 米国一般人口と比較した米国医師のバーンアウトとワークライフバランス満足度 Shanafelt(2012) Archives of Internal Medicine 被引用 3,308
- W0110 マスラック・バーンアウト尺度マニュアル Maslach(1996) Consulting Psychologists Press 被引用 3,722
- W0178 2011年から2014年における医師と米国一般労働人口のバーンアウトおよびワークライフバランス満足度の変化 Shanafelt(2015) Mayo Clinic proceedings 被引用 2,503
- W0304 米国外科医のバーンアウトと医療過誤 Shanafelt(2010) Annals of Surgery 被引用 1,935
- W0587 バーンアウトとワーク・エンゲイジメントは抑うつ症状と生活満足を予測するか:3時点7年間の前向き研究 Hakanen(2012) Journal of Affective Disorders 被引用 921
後続研究(この論文を引用している) 9本
- W0131 医師のバーンアウト:要因、影響、解決策 West(2018) Journal of Internal Medicine 被引用 2,448
- W0178 2011年から2014年における医師と米国一般労働人口のバーンアウトおよびワークライフバランス満足度の変化 Shanafelt(2015) Mayo Clinic proceedings 被引用 2,503
- W0339 仕事の要求-資源理論と自己調整:職業性バーンアウトの新たな説明と対処法 Bakker(2020) Anxiety, Stress, & Coping 被引用 1,115
- W0604 教師の離職の理解に向けて:バーンアウト、職務満足、教師の離職意向のメタ分析 Madigan(2021) Teaching and Teacher Education 被引用 597
- W0653 医師のバーンアウトとキャリア・エンゲージメントおよび患者ケアの質との関連:システマティックレビューとメタ分析 Hodkinson(2022) British medical journal 被引用 571
- W0678 COVID-19パンデミック最初の2年間における医師のバーンアウトとワークライフ統合満足度の変化 Shanafelt(2022) Mayo Clinic proceedings 被引用 483
- W0812 2011年から2020年における医師と米国一般労働人口のバーンアウトおよびワークライフ統合満足度の変化 Shanafelt(2022) Mayo Clinic proceedings 被引用 432
- W0827 教師のバーンアウトは生徒に影響するか?:学業成績および生徒報告アウトカムとの関連に関するシステマティックレビュー Madigan(2021) International Journal of Educational Research 被引用 440
- W0981 医療従事者のレジリエンスを育む心理的介入 Kunzler(2020) Cochrane Database of Systematic Reviews 被引用 327
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- 同年同分野で
- 上位 0.1%未満
- 分野(OpenAlex)
- Healthcare professionals’ stress and burnout
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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