事務負担および電子環境の特性と、医師のバーンアウト・職業満足度との関係
Relationship Between Clerical Burden and Characteristics of the Electronic Environment With Physician Burnout and Professional Satisfaction.
T. Shanafelt, Lotte N. Dyrbye, C. Sinsky et al.(2016)Mayo Clinic proceedings, 91(7), 836–848
電子カルテやオーダー入力システムを使う医師は事務作業時間への満足度が低く、バーンアウトのリスクが高いことを示した。
要旨根拠:抄録
本研究は、電子環境、事務負担、バーンアウトの関連を米国医師で評価することを目的とした。2014年8〜10月に全診療科の医師を調査し、電子カルテ(EHR)、医師によるオーダー入力システム(CPOE)、患者ポータルの利用状況と、検証済み尺度によるバーンアウトを測定した。現役医師6,375人のうち84.5%がEHRを、関連する診療科の医師の82.5%がCPOEを使用していた。EHRとCPOEを使う医師は、事務作業に費やす時間への満足度が低く、単変量解析でバーンアウト率が高かった。医師のEHRとCPOEへの満足度は全般に低く、これらの利用者はバーンアウトのリスクが高いと結論づけた。デジタル化が業務負担の増加を通じて働く人のウェルビーイングを損ないうることを示している。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 7本
- W0086 米国一般人口と比較した米国医師のバーンアウトとワークライフバランス満足度 Shanafelt(2012) Archives of Internal Medicine 被引用 3,308
- W0110 マスラック・バーンアウト尺度マニュアル Maslach(1996) Consulting Psychologists Press 被引用 3,722
- W0139 職務バーンアウトの3次元の相関要因に関するメタ分析的検討 Lee(1996) Journal of Applied Psychology 被引用 3,519
- W0178 2011年から2014年における医師と米国一般労働人口のバーンアウトおよびワークライフバランス満足度の変化 Shanafelt(2015) Mayo Clinic proceedings 被引用 2,503
- W0304 米国外科医のバーンアウトと医療過誤 Shanafelt(2010) Annals of Surgery 被引用 1,935
- W0338 内科研修医プログラムにおけるバーンアウトと自己報告による患者ケア Shanafelt(2002) Annals of Internal Medicine 被引用 2,162
- W0563 米国の外科医におけるバーンアウトとキャリア満足度 Shanafelt(2009) Annals of Surgery 被引用 1,162
後続研究(この論文を引用している) 4本
- W0131 医師のバーンアウト:要因、影響、解決策 West(2018) Journal of Internal Medicine 被引用 2,448
- W0178 2011年から2014年における医師と米国一般労働人口のバーンアウトおよびワークライフバランス満足度の変化 Shanafelt(2015) Mayo Clinic proceedings 被引用 2,503
- W0289 経営リーダーシップと医師のウェルビーイング:エンゲージメントを高めバーンアウトを減らす9つの組織戦略 Shanafelt(2017) Mayo Clinic proceedings 被引用 1,623
- W0812 2011年から2020年における医師と米国一般労働人口のバーンアウトおよびワークライフ統合満足度の変化 Shanafelt(2022) Mayo Clinic proceedings 被引用 432
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- 論文ページ
- https://doi.org/10.1016/j.mayocp.2016.05.007
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- DOI
- 10.1016/j.mayocp.2016.05.007
文献表記(APA第7版)
影響力の指標
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- Semantic Scholar 1,011(うち影響引用 34)・ OpenAlex 1,105
- 年あたり被引用
- 91.9
- FWCI
- 217.3(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.1%未満
- 分野(OpenAlex)
- Electronic Health Records Systems
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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