世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ A01 主観的幸福感・生活満足 ・ W0757
幸せそのもの レビュー

高齢アメリカ人の主観的幸福感に関する30年の研究

Thirty years of research on the subjective well-being of older americans.

R. Larson(1978)Journal of Gerontology, 33(1), 109–125

ひとことで
高齢者の主観的幸福研究

高齢者の主観的幸福感は健康と最も強く関連し、次いで社会経済的要因と社会的交流が関わることを整理した。

要旨根拠:抄録

高齢アメリカ人の生活満足やモラール(=士気・気力)に関する30年間の研究は、一貫した知見を蓄積していた。本論文は、これらの概念の測定結果が類似し相互相関も高いことから、主観的幸福感という一つの構成概念としてまとめて総説した。研究はほぼ調査による自己報告に依拠しているため、解釈は日常の言語報告の水準に限られると断ったうえで知見を整理した。60歳以上では、主観的幸福感は健康と最も強く関連し、次いで社会経済的要因と社会的交流の程度が関連していた。婚姻状態や住まいの状況も関連したが、年齢、性別、人種、就業には一貫した独立の関連がなかった。健康不良や低所得などの不利な状況は、他の困難への脆弱性も高める可能性が示された。

関係メモ——この研究のその後

  • 後続・発展W1424 Haring(1984)が性別と社会階層と主観的幸福の関連を研究統合し、W0666 Ryff(1989)が生活満足を超えるサクセスフル・エイジングの指標を提案した。W0433 Mroczek(1998)は加齢とポジティブ・ネガティブ感情の関係を示した
  • 統合(メタ分析)W0467 Pinquart(2000)が高齢者の主観的幸福に社会経済的地位・社会的ネットワーク・有能さが関わることをメタ分析で確認し、交流の量より質が重要だと示した。W2193 Okun(1990)は高齢者向け幸福介入のメタ分析を行った。日本ではW2259 Demura(2005)が生きがいを含む高齢者のQOLモデルを構成した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

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https://doi.org/10.1093/GERONJ/33.1.109
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DOI
10.1093/GERONJ/33.1.109

文献表記(APA第7版)

Larson, R. A. (1978). Thirty years of research on the subjective well-being of older americans. Journal of Gerontology, 33(1), 109–125. https://doi.org/10.1093/geronj/33.1.109

影響力の指標

著名度スコア
54.1 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 1,130(うち影響引用 55)・ OpenAlex 1,064
年あたり被引用
23.1
FWCI
28.8(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.2%
分野(OpenAlex)
Psychological Well-being and Life Satisfaction

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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