世界の主要ウェルビーイング研究

主要400 幸せそのもの 実証

年齢がポジティブ感情とネガティブ感情に及ぼす影響:幸福の発達的視点

The effect of age on positive and negative affect: a developmental perspective on happiness.

D. Mroczek, C. M. Kolarz(1998)Journal of Personality and Social Psychology, 75(5), 1333–1349

ひとことで
年齢と感情的幸福

年齢と感情の関係は性別で異なり、外向性や婚姻状態との交互作用も含めて理解する必要があることを示した。

要旨根拠:抄録

人は年を取るほど不幸になるのか、それとも感情的に安定していくのかは、生涯発達の重要な問いである。本研究は幸福をポジティブ感情とネガティブ感情の2側面で定義し、年齢との関係を調べた。米国の中年期研究プロジェクト(MIDUS)による25〜74歳の2,727人の調査データを用い、社会人口学的要因、性格、生活状況の影響を統制して分析した。女性では年齢とポジティブ感情が非線形に関連し、ネガティブ感情とは関連がなかった一方、男性では年齢の効果が外向性や婚姻状態との組み合わせによって異なっていた。年齢とともに感情が穏やかに良好になるとする生涯発達理論を支持しつつ、性格・状況・属性の相互作用を考慮する必要性を示した。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0757 Larson(1978)の高齢者の主観的幸福研究を継ぎ、性格や婚姻状態との交互作用を加えた
  • 後続・発展W0955 Mroczek(2005)が成人期の生活満足の変化を、W0496 Carstensen(2011)が加齢とともに感情経験が改善することを示し、W0374 Charles(2010)とW0464 Charles(2010)が加齢のパラドクスとして理論化した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 13本

ほか 1 件

後続研究(この論文を引用している) 15本

ほか 3 件

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論文ページ
https://doi.org/10.1037/0022-3514.75.5.1333
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DOI
10.1037/0022-3514.75.5.1333

文献表記(APA第7版)

Mroczek, D. K., & Kolarz, C. M. (1998). The effect of age on positive and negative affect: a developmental perspective on happiness. Journal of Personality and Social Psychology, 75(5), 1333–1349. https://doi.org/10.1037/0022-3514.75.5.1333

影響力の指標

著名度スコア
72.9 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 1,666(うち影響引用 89)・ OpenAlex 1,526
年あたり被引用
57.4
FWCI
18.3(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.4%
分野(OpenAlex)
Psychological Well-being and Life Satisfaction
主要400の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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