職場におけるマインドフルネス・プログラム:ランダム化比較試験のメタ分析
Mindfulness-Based Programs in the Workplace: a Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials
R. Vonderlin, Miriam Biermann, M. Bohus et al.(2020)Mindfulness, 11(7), 1579–1598
職場のマインドフルネス・プログラムがストレスやバーンアウトを減らし、ウェルビーイングと職務満足を高めることを示した。
要旨根拠:抄録
職場の要求が複雑化するなか、従業員向けマインドフルネス・プログラム(MBP=今この瞬間への気づきを養う訓練)の効果を体系的に統合することが目的である。4つのデータベースと手作業検索で2018年11月までのランダム化比較試験を集め、56研究(介入群2689人、対照群2472人)をランダム効果モデルでメタ分析(=複数研究の結果を統計的に統合する手法)した。その結果、MBPはストレス、バーンアウト、心理的苦痛、身体症状を減らし、マインドフルネス、ウェルビーイング、思いやり、職務満足を高め、効果量は小〜大(g=0.32〜0.77)で、12週以内の追跡でも維持された。ワーク・エンゲイジメントや生産性については研究数が少なく結論が限られた。多様な職場でMBPが従業員の健康とウェルビーイングを促進しうることを示し、長期効果や仕事上の成果の検証が今後の課題とされる。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 8本
- W0101 マインドフルネス瞑想の神経科学 Tang(2015) Nature Reviews Neuroscience 主要400 被引用 2,628
- W0235 マインドフルネス:操作的定義の提案 Bishop(2006) Clinical Psychology Science and Practice 被引用 1,998
- W0284 健康な人々に対するマインドフルネスストレス低減法:メタ分析 Khoury(2015) Journal of Psychosomatic Research 被引用 1,589
- W0287 過熱に注意せよ:マインドフルネスと瞑想研究の批判的評価と今後の研究指針 Dam(2017) Perspectives on Psychological Science 被引用 1,344
- W0325 職場におけるマインドフルネスの効用:感情調整、情緒的消耗、職務満足におけるマインドフルネスの役割 Hülsheger(2013) Journal of Applied Psychology 被引用 1,391
- W0649 教師のためのマインドフルネス:ストレス、バーンアウト、教育効力感への効果を評価するパイロット研究 Flook(2013) Mind, Brain, and Education 被引用 703
- W0766 教育における気づきとレジリエンスの育成(CARE)による教室の学習環境の改善:無作為化比較試験の結果 Jennings(2013) School psychology quarterly 被引用 586
- W0964 医療専門職のマインドフルネスを育む:マインドフルネスストレス低減法(MBSR)の実証研究のレビュー Irving(2009) Complementary Therapies in Clinical Practice 被引用 562
後続研究(この論文を引用している) 2本
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- https://doi.org/10.1007/s12671-020-01328-3
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文献表記(APA第7版)
影響力の指標
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- Semantic Scholar 219(うち影響引用 18)・ OpenAlex 265
- 年あたり被引用
- 31.3
- FWCI
- 3.8(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 4.1%
- 分野(OpenAlex)
- Mindfulness and Compassion Interventions
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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