過熱に注意せよ:マインドフルネスと瞑想研究の批判的評価と今後の研究指針
Mind The Hype: A Critical Evaluation and Prescriptive Agenda for Research on Mindfulness and Meditation
N. V. Van Dam, M. V. van Vugt, David R. Vago et al.(2017)Perspectives on Psychological Science, 13(1), 36–61
マインドフルネス研究の定義の曖昧さや方法論上の問題を指摘し、誤情報と害を減らすための研究指針を提案した。
要旨根拠:抄録
過去20年でマインドフルネス瞑想は、科学研究の周縁的なテーマから、心理療法の代替、企業のウェルビーイング施策、教育実践、兵士のレジリエンス強化の手段にまで広がった。しかし、その運動と根拠には批判もあり、誤情報や質の低い方法論が一般の人々に害や失望をもたらすおそれがある。本論文は、多様な専門をもつ著者らが、マインドフルネスの定義の難しさ、研究の適切な範囲、結果の解釈に関わる重要な方法論的問題を論じたものである。分かっていることと分かっていないことを包括的に整理し、測定、訓練、有害事象の可能性、脳画像研究との関係に焦点を当てた観想科学(=瞑想などの内省的実践を扱う科学)の研究指針を示した。科学者、報道、一般の人々に正確な情報を届け、害と不適切な研究慣行を減らすことを目的としている。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 15本
- W0009 今ここにいることの恩恵:マインドフルネスと心理的ウェルビーイングにおけるその役割 Brown(2003) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 13,431
- W0022 自己報告式の評価法を用いたマインドフルネスの側面の探究 Baer(2006) Assessment (Odessa, Fla.) 主要400 被引用 7,685
- W0066 マインドフルネスのメカニズム Shapiro(2006) Journal of Clinical Psychology 主要400 被引用 3,959
- W0068 マインドフルネス:理論的基礎とその有益な効果のエビデンス Brown(2007) Psychological Inquiry 主要400 被引用 3,774
- W0083 マインドフルネスに基づく療法が不安と抑うつに与える効果:メタ分析的レビュー Hofmann(2010) Journal of Consulting and Clinical Psychology 主要400 被引用 3,891
- W0101 マインドフルネス瞑想の神経科学 Tang(2015) Nature Reviews Neuroscience 主要400 被引用 2,628
- W0141 マインドフル・セルフ・コンパッション・プログラムのパイロット研究とランダム化比較試験 Neff(2013) Journal of Clinical Psychology 主要400 被引用 2,240
- W0199 運動とウェルビーイング:身体活動に伴う心身の健康上の利益に関するレビュー Penedo(2005) Current Opinion in Psychiatry 主要400 被引用 2,896
- W0235 マインドフルネス:操作的定義の提案 Bishop(2006) Clinical Psychology Science and Practice 被引用 1,998
- W0362 マインドフルネス訓練は注意のサブシステムを変化させる Jha(2007) Cognitive, Affective, & Behavioral Neuroscience 被引用 1,646
- W0371 瞑想経験はデフォルトモード・ネットワークの活動と結合性の違いと関連する Brewer(2011) Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 被引用 1,293
- W0395 マインドフルネス瞑想とリラクセーション訓練のランダム化比較試験:苦痛、ポジティブな心の状態、反すう、気晴らしへの効果 Jain(2007) Annals of Behavioral Medicine 被引用 1,410
ほか 3 件
後続研究(この論文を引用している) 5本
- W0277 自己報告によるマインドフルネスの測定 Baer(2018) Current Opinion in Psychology 主要400 被引用 1,280
- W0804 マインドフルネスに基づく介入の実証的地位:ランダム化比較試験の44メタ分析の系統的レビュー Goldberg(2021) Perspectives on Psychological Science 被引用 435
- W1071 非臨床場面の成人を対象としたメンタルヘルス促進のためのマインドフルネス・プログラム:無作為化比較試験の系統的レビューとメタ分析 Galante(2021) PLoS Medicine 被引用 265
- W1077 マインドフルネスと行動変容 Schuman-Olivier(2020) Harvard Review of Psychiatry 被引用 316
- W1178 職場におけるマインドフルネス・プログラム:ランダム化比較試験のメタ分析 Vonderlin(2020) Mindfulness 被引用 219
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- https://doi.org/10.1177/1745691617709589
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- DOI
- 10.1177/1745691617709589
文献表記(APA第7版)
影響力の指標
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- 年あたり被引用
- 134.4
- FWCI
- 149.6(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.1%未満
- 分野(OpenAlex)
- Mindfulness and Compassion Interventions
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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