世界の論文 ・ B15 生きがい(ikigai) ・ W2157
やってみよう 実証
生きがい(生きる価値)の追求における余暇の役割の理論化——混合研究法によるアプローチ
Theorizing Leisure's Roles in the Pursuit of Ikigai (Life Worthiness): A Mixed-Methods Approach
Shintaro Kono, G. Walker, Eiji Ito et al.(2019)Leisure Sciences, 41(4), 237–259
ひとことで
余暇が生きがいに果たす役割
楽しい・打ち込める余暇を大切にしている大学生ほど生きがいを強く感じ、楽しさと努力のバランスが鍵だった。
要旨根拠:抄録
余暇の経験と、日本語でいう「生きがい」との結びつきを理論化した混合研究法の研究である。日本の大学生27人に写真を用いた面接を行い、グラウンデッド・セオリーで分析して理論を導いた。次に、669人のオンライン調査データでこの理論を構造方程式モデリングにより検証した。その結果、余暇活動は、楽しいもの、あるいは努力を要するものとして価値づけられているときに、学生の生きがいの感覚を高めていた。また、楽しさと努力の全体的なバランスが、価値ある余暇経験と生きがいの関係を媒介する重要な要因だった。生きがいは、日々の生活が生きるに値し、活力と意欲に満ちているという主観的な感覚とされる。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 6本
- W0003 目標追求の「何を」と「なぜ」――人間の欲求と行動の自己決定 Deci(2000) Psychological Inquiry 主要400 被引用 31,269
- W0005 人生満足度尺度(Satisfaction With Life Scale) Diener(1985) Journal of Personality Assessment 主要400 被引用 31,990
- W0072 主観的幸福の尺度:信頼性と構成概念妥当性の予備的検証 Lyubomirsky(1999) Social Indicators Research 主要400 被引用 4,087
- W0295 人生の意味の3つの意味:首尾一貫性・目的・重要性の区別 Martela(2016) The Journal of Positive Psychology 主要400 被引用 1,273
- W0424 快楽を追うか美徳を追うか:快楽的動機とエウダイモニックな動機がもたらすウェルビーイングの違いと重なり Huta(2010) Journal of Happiness Studies 主要400 被引用 1,238
- W0546 余暇と主観的幸福感:媒介要因としての心理的メカニズムのモデル Newman(2014) Journal of Happiness Studies 主要400 被引用 845
後続研究(この論文を引用している) 6本
- W1327 人生の目的と意味を見出す方法としてのライフ・クラフティング Schippers(2019) Frontiers in Psychology 被引用 178
- W2124 Ikigai-9の英語への翻訳と英国サンプルにおける妥当性検証 Fido(2019) International Journal of Mental Health and Addiction 被引用 50
- W2176 日本の大学生における生きがい(生きる価値)の理論化——混合研究法によるアプローチ Kono(2019) Journal of Happiness Studies 被引用 29
- W2177 生きがいは不安、抑うつ、ウェルビーイングを予測するか Wilkes(2022) International Journal of Mental Health and Addiction 被引用 28
- W2181 日常生活における余暇とヘドニック・エウダイモニックなウェルビーイングの関係:経験サンプリング法による検討 Kono(2022) Leisure Sciences 被引用 22
- W2206 職場における生きがい(人生の目的)の統合的な認知・動機づけモデル Sartore(2023) Europe's Journal of Psychology 被引用 22
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1080/01490400.2017.1356255
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- DOI
- 10.1080/01490400.2017.1356255
文献表記(APA第7版)
Kono, S., Walker, G. J., Ito, E., & Hagi, Y. (2019). Theorizing Leisure's Roles in the Pursuit of Ikigai (Life Worthiness): A Mixed-Methods Approach. Leisure Sciences, 41(4), 237–259. https://doi.org/10.1080/01490400.2017.1356255
影響力の指標
- 著名度スコア
- 8.3 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 42(うち影響引用 4)・ OpenAlex 45
- 年あたり被引用
- 5.2
- FWCI
- 1.7(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 14.7%
- 分野(OpenAlex)
- Recreation, Leisure, Wilderness Management
- 注記
- 要旨の見直し(2026-10):オンライン公開は2017年
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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