世界の論文 ・ B12 マインドフルネス・味わうこと ・ W0388
ありのままに 実証
マインドフルネス瞑想は認知を向上させる:短期の心的訓練の証拠
Mindfulness meditation improves cognition: evidence of brief mental training.
F. Zeidan, Susan K. Johnson, B. Diamond et al.(2010)Consciousness and Cognition, 19(2), 597–605
ひとことで
短期瞑想と認知機能
わずか4日間のマインドフルネス瞑想訓練でも、注意の持続や作業記憶、実行機能が向上することを示した。
要旨根拠:抄録
長期のマインドフルネス瞑想の実践が実行機能(=計画や切り替えなど行動を制御する高次の認知機能)や注意の持続を高めることは知られていたが、短期訓練の効果は十分に調べられていなかった。本研究は、瞑想経験のない参加者を、4回の瞑想訓練を受ける群と朗読音声を聞く能動的対照群に分け、気分、言語流暢性、視覚的符号化、作業記憶(=情報を一時的に保持しながら処理する能力)を測定した。両群とも気分は改善したが、疲労と不安の減少、マインドフルネスの向上は瞑想群のみでみられた。さらに、短期の瞑想訓練は視空間処理、作業記憶、実行機能を有意に向上させた。4日間の瞑想訓練でも、長期瞑想者で報告されてきたような注意持続の向上が得られる可能性が示唆された。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 7本
- W0022 自己報告式の評価法を用いたマインドフルネスの側面の探究 Baer(2006) Assessment (Odessa, Fla.) 主要400 被引用 7,685
- W0078 マインドフルネスストレス低減法と健康上の恩恵:メタ分析 Grossman(2004) Journal of Psychosomatic Research 主要400 被引用 4,275
- W0150 マインドフルネス瞑想による脳機能と免疫機能の変化 Davidson(2003) Psychosomatic Medicine 被引用 2,966
- W0341 マインドフルネスを測定する:フライブルク・マインドフルネス尺度(FMI) Walach(2006) Personality and Individual Differences 被引用 1,532
- W0362 マインドフルネス訓練は注意のサブシステムを変化させる Jha(2007) Cognitive, Affective, & Behavioral Neuroscience 被引用 1,646
- W0429 現在に注意を向ける:マインドフルネス瞑想が明らかにする自己参照の異なる神経モード Farb(2007) Social Cognitive and Affective Neuroscience 被引用 1,293
- W1130 メタ認知、マインドフルネス、気分障害の変容 Teasdale(1999) Clinical Psychology & Psychotherapy 被引用 443
後続研究(この論文を引用している) 4本
- W0101 マインドフルネス瞑想の神経科学 Tang(2015) Nature Reviews Neuroscience 主要400 被引用 2,628
- W0209 マインドフルネス介入 Creswell(2017) Annual Review of Psychology 主要400 被引用 1,567
- W0431 マインドフルネス訓練は認知能力を向上させるか:神経心理学的知見の系統的レビュー Chiesa(2011) Clinical Psychology Review 被引用 1,304
- W0766 教育における気づきとレジリエンスの育成(CARE)による教室の学習環境の改善:無作為化比較試験の結果 Jennings(2013) School psychology quarterly 被引用 586
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1016/j.concog.2010.03.014
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- DOI
- 10.1016/j.concog.2010.03.014
文献表記(APA第7版)
Zeidan, F. Z., Johnson, S. K., Diamond, B. J., David, Z., & Goolkasian, P. A. (2010). Mindfulness meditation improves cognition: evidence of brief mental training. Consciousness and Cognition, 19(2), 597–605. https://doi.org/10.1016/j.concog.2010.03.014
影響力の指標
- 著名度スコア
- 75.2 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 1,410(うち影響引用 67)・ OpenAlex 1,389
- 年あたり被引用
- 82.9
- FWCI
- 45.4(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.1%未満
- 分野(OpenAlex)
- Mindfulness and Compassion Interventions
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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