人生満足度尺度(SWLS)のさらなる妥当性検証――幸福感測定の方法間収束の証拠
Further validation of the Satisfaction with Life Scale: evidence for the cross-method convergence of well-being measures.
W. Pavot, E. Diener, C. R. Colvin et al.(1991)Journal of Personality Assessment, 57(1), 149–161
他者評定や記憶課題などの外部基準を用いて、SWLSが信頼性と妥当性の高い生活満足の尺度であることを示した。
要旨根拠:抄録
主観的幸福感は感情的な要素と判断的な要素(生活満足)からなるが、判断的な要素は比較的研究が少なかった。人生満足度尺度(SWLS)はこの判断的要素を測るために開発された尺度である。本論文はSWLSの妥当性をさらに確かめるため2つの研究を行い、仲間による評定、良い出来事と悪い出来事の想起量を用いる記憶課題、臨床的評定を外部基準として用いた。その結果、SWLSの信頼性と予測的妥当性が確認され、関連する他の尺度との比較でも良好な成績を示した。SWLSは幅広い年齢層と用途に適した尺度であり、主観的幸福感が比較的全体的で安定した現象であることを示す強い証拠が得られた。
関係メモ——この研究のその後
- 先行・基盤W0005 Diener(1985)のSWLSに他者評定など多方法の妥当性証拠を加えた
- 後続・発展W0062 Pavot & Diener(1993)が初期の証拠を総括し、W0149 Pavot & Diener(2008)が20年の使用実績をレビューし、W0393 Diener(2013)が生活満足尺度の理論と妥当性を論じた
- 日本語版・翻訳一覧外:角野(1994)が日本版SWLSを作成した
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
後続研究(この論文を引用している) 15本
- W0062 人生満足度尺度(SWLS)のレビュー Pavot(1993) Psychological Assessment 主要400 被引用 5,550
- W0072 主観的幸福の尺度:信頼性と構成概念妥当性の予備的検証 Lyubomirsky(1999) Social Indicators Research 主要400 被引用 4,087
- W0133 主観的幸福感――30年の進歩 Diener(1999) Psychological Bulletin 主要400 被引用 3,418
- W0189 主観的ウェルビーイング研究の進展 Diener(2018) Nature Human Behaviour 主要400 被引用 1,748
- W0258 幸せなのは誰か Myers(1995) Psychological Science 主要400 被引用 2,605
- W0283 生活の質の測定――経済的・社会的・主観的指標 Diener(1997) Social Indicators Research 主要400 被引用 2,260
- W0334 幸福と経済パフォーマンス Oswald(1997) The Economic Journal 主要400 被引用 1,990
- W0393 生活満足尺度の理論と妥当性 Diener(2013) Social Indicators Research 主要400 被引用 1,304
- W0149 人生満足尺度(SWLS)と生活満足という構成概念の展開 Pavot(2008) The Journal of Positive Psychology 被引用 2,399
- W0232 不平等と幸福:アメリカ人とヨーロッパ人は異なるのか Alesina(2004) Journal of Public Economics 被引用 2,012
- W0257 性格と主観的幸福感の関係の精緻化 Steel(2008) Psychological bulletin 被引用 1,787
- W0348 幸福のマクロ経済学 Tella(2003) Review of Economics and Statistics 被引用 1,774
ほか 3 件
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文献表記(APA第7版)
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- 被引用数
- Semantic Scholar 2,007(うち影響引用 106)・ OpenAlex 1,894
- 年あたり被引用
- 55.8
- FWCI
- 11.2(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 1.2%
- 分野(OpenAlex)
- Psychological Well-being and Life Satisfaction
- 主要400の選定
- 著名度スコア上位(概念・年代枠内)
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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