世界の主要ウェルビーイング研究

主要400 幸せそのもの レビュー

ポジティブ感情とネガティブ感情の双極性について

On the bipolarity of positive and negative affect.

J. Russell, James M. Carroll(1999)Psychological bulletin, 125(1), 3–30

ひとことで
快感情と不快感情の双極性

測定誤差や回答形式を考慮すると、ポジティブ感情とネガティブ感情は独立ではなく一つの軸の両極として説明できることを論じた。

要旨根拠:抄録

ポジティブ感情とネガティブ感情は、一本の軸の両端(双極)なのか、それとも互いに独立した二つの次元なのかという問題は長く議論されてきた。本論文は、従来の分析が「双極なら両者の相関は常に一定の強い負になるはず」という誤った前提に立っていたと指摘した。実際に予測される相関は、評定の時間枠、回答形式、項目の選び方によって変わり、観測される相関は測定誤差にも左右される。双極モデルの実際の予測を踏まえ誤差を考慮すると、両者が独立であるという証拠はほとんどなく、双極性で既存データを簡潔に説明できると結論づけた。感情的幸福をどう測り解釈するかに関わる基礎的な論考である。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0504 Barrett(1998)の感情構造の研究を踏まえた
  • 論争W0002 Watson(1988)のPANASに代表される「ポジティブ感情とネガティブ感情は独立」という立場に対し双極性を主張した。一覧外:Watson & Tellegen(1999)が同誌で応答し、感情構造の論争となった

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 2本

後続研究(この論文を引用している) 10本

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論文ページ
https://doi.org/10.1037/0033-2909.125.1.3
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DOI
10.1037/0033-2909.125.1.3

文献表記(APA第7版)

Russell, J. A., & Carroll, J. M. (1999). On the bipolarity of positive and negative affect. Psychological bulletin, 125(1), 3–30. https://doi.org/10.1037/0033-2909.125.1.3

影響力の指標

著名度スコア
72 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 1,577(うち影響引用 89)・ OpenAlex 1,403
年あたり被引用
56.3
FWCI
43.1(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Emotions and Moral Behavior
主要400の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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