世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B05 感謝 ・ W0643
ありがとう 実証

少しの「ありがとう」が大きな効果を生む:感謝の表明が向社会的行動を動機づける理由の説明

A little thanks goes a long way: Explaining why gratitude expressions motivate prosocial behavior.

Adam M. Grant, F. Gino(2010)Journal of Personality and Social Psychology, 98(6), 946–955

ひとことで
感謝表明と援助行動

感謝されると「自分は社会的に価値がある」と感じ、それが次の援助行動を促すという共同体的メカニズムを実験で示した。

要旨根拠:抄録

感謝を受けると向社会的行動(=他者のためになる行動)が増えることは知られていたが、その心理的メカニズムは不明だった。著者らは、感謝されることで自己効力感が高まる(主体的経路)か、社会的価値を感じる(共同体的経路)かという2つの仮説を立てた。実験1・2では、短い書面の感謝を受け取った援助者が、感謝した本人だけでなく別の相手も助けようとし、この効果は社会的価値の知覚によって媒介され、自己効力感や気分では説明されなかった。実験3の大学募金係を対象としたフィールド実験では、管理職からの感謝が電話件数を増やし、やはり社会的価値が媒介した。実験4でも別の測定で同様の媒介が確認された。感謝の言葉は相手に「大切にされている」と感じさせることで援助の連鎖を生むことを示し、職場での承認実践に示唆を与える。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 10本

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論文ページ
https://doi.org/10.1037/a0017935
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DOI
10.1037/a0017935

文献表記(APA第7版)

Grant, A. M., & Gino, F. (2010). A little thanks goes a long way: Explaining why gratitude expressions motivate prosocial behavior. Journal of Personality and Social Psychology, 98(6), 946–955. https://doi.org/10.1037/a0017935

影響力の指標

著名度スコア
60.2 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 826(うち影響引用 50)・ OpenAlex 872
年あたり被引用
48.6
FWCI
64.0(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Social and Intergroup Psychology

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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