世界の論文 ・ A07 適応・セットポイント・遺伝 ・ W0775
幸せそのもの 実証
生活満足度のセットポイント――安定と変化
Life satisfaction set point: stability and change.
Frank Fujita, E. Diener(2005)Journal of Personality and Social Psychology, 88(1), 158–164
ひとことで
生活満足度の安定性
生活満足度には安定した基準値があるものの、長期的には相当数の人で大きく変化することを示した。
要旨根拠:抄録
生活満足度には、出来事で一時的に揺らいでも長期的には安定したセットポイント(=基準水準)があるのかを検討した研究である。ドイツの大規模な全国代表パネル調査の17年分のデータを分析した。最初の5年と最後の5年の間で回答者の24%の生活満足度が有意に変化し、測定間隔が長いほど安定性は低下した。最初の5年の平均と最後の5年の平均の相関は.51であった。身長、体重、BMI、血圧、性格特性はいずれも生活満足度より安定しており、所得は生活満足度と同程度の安定性だった。約9%の人は10段階尺度で平均3点以上変化しており、生活満足度は比較的安定しつつも変わりうるものだという見方を支持した。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 7本
- W0005 人生満足度尺度(Satisfaction With Life Scale) Diener(1985) Journal of Personality Assessment 主要400 被引用 31,990
- W0470 宝くじ当選者と事故の被害者——幸福は相対的か? Brickman(1978) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 2,198
- W0474 幸福は確率的な現象である Lykken(1996) Psychological Science 主要400 被引用 1,641
- W0532 適応と幸福のセットポイントモデルの再検討――婚姻状態の変化への反応 Lucas(2003) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 1,314
- W0535 失業は生活満足度のセットポイントを変える Lucas(2004) Psychology Science 主要400 被引用 1,272
- W0600 文化と主観的ウェルビーイング Tov(2013) Social indicators research series 主要400 被引用 905
- W0580 ほとんどの人は幸せである Diener(1996) Psychological Science 被引用 1,333
後続研究(この論文を引用している) 10本
- W0292 快楽の踏み車を超えて:ウェルビーイングの適応理論の改訂 Diener(2006) American Psychologist 主要400 被引用 1,854
- W0393 生活満足尺度の理論と妥当性 Diener(2013) Social Indicators Research 主要400 被引用 1,304
- W0444 主観的ウェルビーイング科学の進展と未解決の問い Diener(2018) Collabra: Psychology 主要400 被引用 946
- W0449 主観的ウェルビーイングと人生の出来事への適応:認知的・感情的ウェルビーイングの違いに関するメタ分析 Luhmann(2011) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 1,270
- W0600 文化と主観的ウェルビーイング Tov(2013) Social indicators research series 主要400 被引用 905
- W0778 主観的ウェルビーイングは健康に影響するのか、なぜ、いつ影響するのか:今後必要な研究 Diener(2017) Applied Psychology: Health and Well-Being 主要400 被引用 600
- W0149 人生満足尺度(SWLS)と生活満足という構成概念の展開 Pavot(2008) The Journal of Positive Psychology 被引用 2,399
- W0677 主観的ウェルビーイング研究の新知見と今後の方向性 Diener(2012) American Psychologist 被引用 680
- W0822 ライフサイクルにおける幸福とその源泉――心理学・経済学・人口学の交差点 Easterlin(2006) Journal of Economic Psychology 被引用 639
- W0829 幸福は適応するのか?――障害に関する縦断研究と、経済学者・裁判官への示唆 Oswald(2008) Social Science Research Network 被引用 636
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- 10.1037/0022-3514.88.1.158
文献表記(APA第7版)
Fujita, F., & Diener, E. (2005). Life satisfaction set point: stability and change. Journal of Personality and Social Psychology, 88(1), 158–164. https://doi.org/10.1037/0022-3514.88.1.158
影響力の指標
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- 53.4 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 805(うち影響引用 31)・ OpenAlex 820
- 年あたり被引用
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- FWCI
- 28.3(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.2%
- 分野(OpenAlex)
- Psychological Well-being and Life Satisfaction
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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