幸福↓ 幸せを損なう 確度B大規模研究・複数の研究が一致
最大化傾向(Maximizing)
常に最良を求め比較・探索を続ける意思決定様式
「最良」を探し続ける人ほど、選んだ後に後悔する
幸せへの効果の大きさ
人生満足度(SWLS)
×負人生満足と負
感情のバランス(PANAS)
○正NA正(後悔)
- ほかの幸福度指標
- 後悔・抑うつ 正
- なぜ効くのか
- 機会費用・反実仮想・後悔
- 幸せの4因子
- ありのままにを損なう ありのままに(逆)
こうすると更に効く
常に最良の選択肢を求める「最大化」傾向は、人生満足と負、後悔や抑うつと正の関連があります(Schwartz et al., 2002)。仕組みは機会費用(選ばなかった選択肢の価値)が頭に残り、「もしあっちを選んでいたら」と考え続けることなので、和らげるコツは「十分よい」で決める基準を先に作っておくことです。選択肢の数を自分で絞る、決めた後は比較をやめる、と決めておくのも効きます。重要でない決定ほど「満足化(ほどほどで決める)」に切り替えるのが現実的です。
気をつけること
根拠は横断研究が中心で、「たぶん」のレベルです。後悔しやすい人が最大化しやすい、という逆方向も考えられます。最大化が常に悪いわけではなく、客観的にはよい選択をしていることもあり、問題は「選んだ後の気持ち」です。決められない、決めた後も考え続けて眠れない状態が続くときは専門家へ。
最初の一歩
今日、小さな買い物やランチで「3つ見たら決める」とルールを作ってやってみてください。決めた後に他を見ないのもセットです。
主要な研究
- Maximizing versus satisficing: Happiness is a matter of choice(Schwartz et al., 2002, JPSP)
メモ:後悔傾向とセットで扱える
原典と照合済み(2次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
同じ「考え方のクセ」の項目
幸福↓ A 反すう傾向 悩みを「考え続ける」ことは解決ではなく、感情の再点火なんです 幸福↑ A 認知欲求(Need for Cognition) 「考えるのが好き」な人は、少しだけ幸せみたいです 幸福↓ B 上方比較傾向 「上を見る」クセは、オンラインでは特に心をすり減らす 幸福↓ A 否定的注意バイアス 嫌な情報に目が釘づけになるクセは、抑うつや不安と一緒に現れやすいです 幸福↓ A 否定的解釈バイアス 曖昧なことを悪く受け取るクセは、将来の不安や抑うつを予測します 幸福↓ A 過般化自伝的記憶(Overgeneral Memory) 思い出が「いつも」「だいたい」でぼやけると、抑うつが長引きやすいみたいです 幸福↓ A 悲観的説明スタイル 悪いことを「自分のせい・ずっと・何でも」と説明するクセは、抑うつと結びつきます 幸福↓ A 破局的思考(Catastrophizing) 「もう終わりだ」と最悪を拡大する考え方は、痛みも不安も強くします
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
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