幸福↑ 幸せを高める 確度C単発〜少数の研究
手紙を書く(手書き)
感謝などを手紙にして他者へ書き送る行動
感謝の手紙は、受け取る人より書いた本人の幸せを上げるんです
幸せへの効果の大きさ
人生満足度(SWLS)
○正感謝の手紙3通(3週間)で書き手の人生満足・幸福感が上昇、抑うつ低下(RCT、N=219)
感情のバランス(PANAS)
○正PA上昇が主(書き手・受け手とも)。感謝表明の効果は書き手が過小評価
- ほかの幸福度指標
- 抑うつ低減、受け手の気分改善
- なぜ効くのか
- 感謝の内省+表明による関係強化。気まずさの予期が実行の障壁
- 幸せの4因子
- ありがとう ありがとう(感謝の表明)→幸福度
こうすると更に効く
3週間で3通の感謝の手紙を書いたRCTで、書き手の人生満足と幸福感が上がり抑うつが下がりました(Toepfer, Cichy & Peters, 2012)。効き目を上げるコツは、『いつもありがとう』より『あのとき〇〇してくれて助かった』と具体的に書くこと、そして書くだけでなく実際に送ることです。送る側は『気まずいのでは』と効果を過小評価しがちですが、受け手は予想以上に喜ぶことが示されています(Kumar & Epley, 2018)。義務にすると効き目が消えるので、月1通くらいの無理のないペースで。
気をつけること
実証は『感謝の手紙』が中心で、手書きと電子メールの比較はなく、手書き固有の効果は未検証です(確度C)。感謝の手紙としての効果は比較的しっかりしていますが、感謝介入の行と重複しているので別の効果が足されるわけではありません。関係がこじれている相手に無理に書くと逆効果なので、素直に感謝できる人から。
最初の一歩
今週1通、具体的な感謝を書いて送ってみてください。長さはハガキ1枚分で十分です。
主要な研究
- Letters of Gratitude: Further Evidence for Author Benefits(Toepfer, Cichy & Peters, 2012, J Happiness Stud)
- Undervaluing Gratitude: Expressers Misunderstand the Consequences of Showing Appreciation(Kumar & Epley, 2018, Psychol Sci)
メモ:実証は「感謝の手紙」が中心で、手書きと電子メールの比較はなし(手書き固有の効果は未検証)。既収載『感謝の手紙/感謝介入』との重複に注意
原典と照合済み(3次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
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