祭り・地域イベント参加
祭り・音楽フェス等の地域イベントへの参加
幸せへの効果の大きさ
(推定) 音楽フェス参加者の心理的・社会的WBが参加後に上昇(小規模質問紙、対照群なし、効果量未報告)
PA上昇(高揚感・一体感)の報告が主、NAは未検証
- ほかの幸福度指標
- 社会的つながり感・自己肯定感・人生の意味の上昇(質的・小規模)
- なぜ効くのか
- 集合的沸騰・同期行動による一体感と社会的アイデンティティの強化
- 幸せの4因子
- ありがとう 祭り参加 →ありがとう(つながり) →幸福度
こうすると更に効く
効き目の中心は一体感や高揚感といったポジティブ感情で、参加後に社会的なつながり感や自己肯定感、人生の意味が上がったという報告があります(Packer & Ballantyne, 2011)。メカニズムは集合的沸騰(大勢で同じ動きや音を共有することで生まれる高ぶり)と社会的アイデンティティの強化なので、1人で観るより誰かと一緒に行く、手拍子や踊りなど同期する動きに加わる、と効きやすいと考えられます。イベントで会った人とその後もつながる、運営側にも少し関わるなど、一過性の高揚を『関係』に変えると効果が長持ちするかもしれません。
気をつけること
若者の音楽フェスの小規模な前後比較(対照群なし、効果量未報告)が中心で、日本の祭り参加の定量研究は未確認です。もともと社交的で気分の良い人が参加しやすいという選択効果や、第三の要因の可能性があり、因果は未確立で確度Cです。人混みや大音量が苦手な人、感覚過敏のある人には逆にストレスになるので、無理に参加する必要はありません。社会参加全般の一形態と考えて、自分に合う規模のイベントを選ぶのが現実的です。
最初の一歩
今週か今月、地域の小さなイベント(お祭り、マルシェ、公民館の催し)を1つ調べて、誰かを誘ってみてください。参加したあとに『誰かと話せたか』を振り返ると、つながりの効果を実感しやすいです。
主要な研究
- The impact of music festival attendance on young people's psychological and social well-being(Packer & Ballantyne, 2011, Psychology of Music)
メモ:若者の音楽フェス研究が中心で日本の祭り参加の定量研究は未確認。社会参加全般(既収載)の一形態として扱う。相関・前後比較のみで因果は未確立
原典と照合済み(3次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
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