幸福↓ 幸せを損なう 確度B大規模研究・複数の研究が一致
マクロ失業率(地域・国の文脈)
個人が就業でも地域・国の高失業率が満足を下げる
自分が働いていても、周りの失業率が高いと満足は下がる
幸せへの効果の大きさ
人生満足度(SWLS)
×負パネル・多国間で負
感情のバランス(PANAS)
×負負
- ほかの幸福度指標
- 生活満足
- なぜ効くのか
- 失業恐怖・社会的不安・消費萎縮
- 幸せの4因子
- なんとかなるを損なう なんとかなる(逆)
こうすると更に効く
パネル・多国間データで、地域や国の失業率は本人が就業していても生活満足を下げます(Di Tella, MacCulloch & Oswald, 2003)。メカニズムは失業への恐怖と社会全体の不安なので、和らげるコツは「自分が次に何をできるか」を具体化しておくことです。スキルの棚卸し、人脈の維持、転職市場の情報を定期的に見る、といった準備が恐怖を小さくします。地域の雇用状況は個人で変えられないので、職場や地域で支え合う関係を保つことが緩衝材になります。
気をつけること
マクロ変数との関連で、個人の失業とは別枠の話です。パネルデータの設計もありますが、地域の失業率と相関する別の要因(治安、サービス低下)が混ざる可能性があります。確度はBです。不安を減らそうとして過度に働き続けると燃え尽きの方が先に来ます。雇用不安で気分の落ち込みが続くときは専門家に相談してください。
最初の一歩
今週、自分のスキルや経験を10個書き出してみる。「失ったらどうしよう」が「次はこれができる」に少し変わります。
主要な研究
- The Macroeconomics of Happiness(Di Tella, MacCulloch & Oswald, 2003, REStat)
- Clark(2003)
メモ:個人の失業とは別枠のマクロ文脈変数
原典と照合済み(2次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
同じ「経済・格差」の項目
幸福↑ A 一人当たりGDP/国の豊かさ 国が豊かになるほど生活評価は高い、ただし効くのは「評価」で「感情」ではない 幸福↑ A 主観的社会階層 「自分はどのあたりか」の感覚は、実際の収入より幸福に効く 幸福↓ B インフレ率 物価高は国民の満足を下げる、ただし失業ほどではない 混在 B 所得格差 格差と幸福の関係は、平均するとじつは意外に小さいみたいです 幸福↓ B マクロ経済危機・不況 金融危機や不況は、国民の心の健康をかなり確実に悪化させます 混在 A 社会的流動性 上に移動しても下に移動しても、心にはコストがあるみたいです 幸福↓ A 貧困率(地域) 地域の貧困率が下がると、住民の幸福度は本当に上がるみたいです 混在 B 経済成長率 国が豊かになっても、格差が広がれば幸せは増えない
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
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