世界の論文 ・ B08 楽観・希望・レジリエンス ・ W0674
なんとかなる 理論
レジリエンシーという心理的資本の開発
Developing the Psychological Capital of Resiliency
F. Luthans, G. Vogelgesang, P. Lester(2006)Human Resource Development Review, 5(1), 25–44
ひとことで
心理的資本レジリエンス
心理的資本の一要素であるレジリエンシーを、人材開発において先行的・事後的に育てる戦略を提案した。
要旨根拠:抄録
変化の激しい時代において、著者らは心理的資本(=自己効力感、希望、楽観性、レジリエンスからなる、開発可能なポジティブな心理的状態)のうち、レジリエンシー(=逆境から立ち直る力)を育てることの重要性を論じた。本論文はまず心理的資本全般とレジリエンシーの理論的背景と意味を説明し、その開発のための先行的(プロアクティブ)および事後的(リアクティブ)な人材開発戦略を示した。先行的な戦略には、心理的な資産を増やすこと、リスク要因を減らすこと、人々が自らのレジリエンスを高められる過程を促すことが含まれる。事後的な戦略は主に、ポジティブ感情の拡張‐形成モデル、自己高揚、外的帰属、ハーディネス(=ストレスに強い頑健な性格)に基づいている。人材開発への具体的な適用指針と今後の研究課題も示されている。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 15本
- W0007 ポジティブ心理学におけるポジティブ感情の役割:拡張-形成理論 Fredrickson(2001) American Psychologist 主要400 被引用 15,016
- W0014 ポジティブ心理学:序論 Seligman(2000) American Psychologist 主要400 被引用 15,225
- W0032 喪失、トラウマ、人間のレジリエンス:極めて過酷な出来事の後に生き抜く人間の力を過小評価してきたのではないか Bonanno(2008) American Psychologist 主要400 被引用 6,471
- W0044 ポジティブ感情は何の役に立つのか Fredrickson(1998) Review of General Psychology 主要400 被引用 6,229
- W0048 幻想とウェルビーイング——メンタルヘルスに関する社会心理学的視点 Taylor(1988) Psychological bulletin 主要400 被引用 8,186
- W0055 楽観主義、コーピング、健康:一般化された結果期待の評価とその含意 Scheier(1985) Health Psychology 主要400 被引用 7,045
- W0057 心理社会的レジリエンスと保護メカニズム Rutter(1987) American Journal of Orthopsychiatry 主要400 被引用 6,628
- W0071 意志と道筋:希望の個人差を測る尺度の開発と妥当性の検証 Snyder(1991) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 4,829
- W0092 レジリエンスの高い人はポジティブ感情を使ってネガティブな感情経験から立ち直る Tugade(2004) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 3,898
- W0121 ポジティブ組織行動の必要性と意味 Luthans(2002) Journal of Organizational Behavior 主要400 被引用 3,073
- W0128 自己効力感と仕事関連のパフォーマンス:メタ分析 Stajkovic(1998) Psychological Bulletin 主要400 被引用 3,707
- W0211 レジリエンスと発達:逆境を乗り越える子どもの研究からの寄与 Masten(1990) Development and Psychopathology 主要400 被引用 3,290
ほか 3 件
後続研究(この論文を引用している) 5本
- W0243 ポジティブ感情は拡張し、形成する Kok(2012) Advances in experimental social psychology 主要400 被引用 1,618
- W0272 職場におけるポジティブ組織行動 Youssef(2007) Journal of Management 被引用 1,844
- W0314 台頭するポジティブ組織行動論 Luthans(2007) Journal of Management 被引用 1,662
- W0466 心理的資本:従業員のストレスと離職に対抗するポジティブな資源 Avey(2009) Human Resource Management 被引用 1,247
- W1045 学習する組織とワーク・エンゲイジメント――従業員レジリエンスの媒介的役割 Malik(2020) The International Journal of Human Resource Management 被引用 299
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- 論文ページ
- https://doi.org/10.1177/1534484305285335
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- DOI
- 10.1177/1534484305285335
文献表記(APA第7版)
Luthans, F., Vogelgesang, G. R., & Lester, P. B. (2006). Developing the Psychological Capital of Resiliency. Human Resource Development Review, 5(1), 25–44. https://doi.org/10.1177/1534484305285335
影響力の指標
- 著名度スコア
- 58.4 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 866(うち影響引用 50)・ OpenAlex 865
- 年あたり被引用
- 41.2
- FWCI
- 10.6(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 1.6%
- 分野(OpenAlex)
- Resilience and Mental Health
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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