世界の論文 ・ A09 測定・尺度 ・ W0953
幸せそのもの レビュー
ウェルビーイングの測定:レビュー
Measuring Well-Being
P. Cooke, T. Melchert, K. Connor(2016)The Counseling Psychologist, 44(5), 730–757
ひとことで
幸福尺度42種のレビュー
ウェルビーイングや関連概念を測る自己報告尺度42種を概念的基盤と心理測定的特性から評価し、定義と測定をめぐる不一致の大きさを示した。
要旨根拠:抄録
近年、心理的健康とウェルビーイングへの関心は大きく高まり、ヘドニック(=快楽的)とエウダイモニック(=意味や自己実現的)なウェルビーイング、生活の質、ウェルネスなど多様な概念化が提案されてきた。しかし、それぞれの尺度はあっても、ウェルビーイング尺度を包括的に概観したレビューはなかった。本研究は文献検索により、ウェルビーイングまたは生活の質やウェルネスなど近い概念を測る自己報告尺度を特定し、その概念的基盤と心理測定的特性を批判的に評価した。その結果、長さ、心理測定的特性、ウェルビーイングの概念化と操作化(=概念を具体的な測り方に落とし込むこと)が大きく異なる42の尺度が見つかった。ウェルビーイングをどう理解し測定すべきかについて、かなりの不一致があることが示され、研究と臨床への含意が論じられている。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 15本
- W0002 ポジティブ感情とネガティブ感情の簡便な尺度の開発と妥当性検証:PANAS尺度 Watson(1988) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 41,735
- W0005 人生満足度尺度(Satisfaction With Life Scale) Diener(1985) Journal of Personality Assessment 主要400 被引用 31,990
- W0013 幸福がすべてか?――心理的幸福感の意味の探究 Ryff(1989) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 14,608
- W0017 幸福と人間の潜在力について:快楽主義的・エウダイモニア的ウェルビーイング研究のレビュー Ryan(2001) Annual Review of Psychology 主要400 被引用 11,279
- W0025 心理的幸福感の構造再考 Ryff(1995) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 9,953
- W0043 新しいウェルビーイング尺度:フラリッシングとポジティブ・ネガティブな感情を測る短縮尺度 Diener(2010) Social Indicators Research 主要400 被引用 4,673
- W0052 精神的健康の連続体:衰弱からフラリッシングへ Keyes(2002) Journal of Health and Social Behavior 主要400 被引用 5,009
- W0053 ワーウィック・エジンバラ精神的ウェルビーイング尺度(WEMWBS):開発と英国での妥当性検証 Tennant(2007) Health and Quality of Life Outcomes 主要400 被引用 4,427
- W0072 主観的幸福の尺度:信頼性と構成概念妥当性の予備的検証 Lyubomirsky(1999) Social Indicators Research 主要400 被引用 4,087
- W0144 社会的ウェルビーイング Keyes(1998) Social Psychology Quarterly 主要400 被引用 2,982
- W0250 欧州のフラリッシング:ウェルビーイングを定義する新たな概念枠組みの適用 Huppert(2011) Social Indicators Research 主要400 被引用 1,731
- W0370 オックスフォード幸福質問紙:心理的ウェルビーイングを測る簡潔な尺度 Hills(2002) Personality and Individual Differences 被引用 1,556
ほか 3 件
後続研究(この論文を引用している) 1本
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1177/0011000016633507
- 無料で読めるか
- × 有料(非OA)
- DOI
- 10.1177/0011000016633507
文献表記(APA第7版)
Cooke, P. J., Melchert, T. P., & Connor, K. J. (2016). Measuring Well-Being. The Counseling Psychologist, 44(5), 730–757. https://doi.org/10.1177/0011000016633507
影響力の指標
- 著名度スコア
- 44.3 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 433(うち影響引用 23)・ OpenAlex 473
- 年あたり被引用
- 39.4
- FWCI
- 33.5(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.1%未満
- 分野(OpenAlex)
- Psychological Well-being and Life Satisfaction
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 名言集心理的ウェルビーイングは、快楽ではなく、人間の潜在力の実現に関わる6つの次元からなるキャロル・リフ
- 名言集ウェルビーイングは、ポジティブ感情・没頭・関係・意味・達成の5つの要素からなる(PERMA)マーティン・セリグマン
- 調査・報告書オーストラリア「大切なことを測る(Measuring What Matters)」ウェルビーイング・フレームワークオーストラリア政府初のウェルビーイングの枠組み。生活満足度と50指標で国の歩みを毎年点検する。
- 調査・報告書英国国家統計局 国民のウェルビーイング測定(個人のウェルビーイング)英国政府の統計局が、4つの質問で国民の主観的ウェルビーイングを毎年測り、自治体別にも公表する仕組み。
- 発達マップウェルビーイング教育5つの発達段階で比べた表・教育
- 幸せに効くこと自己追跡(ウェアラブル・記録)歩数を数えると歩く量は増えるけど、楽しさは減るかもしれないんです
- 思想マップポジティブ心理学1.0快い感情・没頭・意味・良い関係・達成(PERMA)という測れる要素を、自分の強み(性格の良い面)を使って増やしていけば、幸福(フラーリッシ…
- 禅語百選把手共行手を取り合って、ともに行く。師と弟子、仏と自分が一つになって歩む。あるいは、仲間と手を携えて道を行く。
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →